「ホンビノス貝」がBBQでオススメの理由とは?とっておきのレシピもご紹介!
ホンビノス貝は風味が濃く、肉厚で食べ応えがありその見た目から「白ハマグリ」や「大あさり」という名前で売られていることがあります。BBQでぜひ食べてみてほしい!とっておきのレシピをご紹介します。
『ホンビノス貝』の下処理
ホンビノス貝は基本的に塩抜きは不要です。ただし、塩気が多く、調理の際に汁物などに使う場合は水を多めに使ったりして、塩味を和らげるように調理しましょう。調理前に塩抜きをする方法もあります。
塩抜きの方法
①口の空いている貝や腐敗臭のする貝を取り除きます。
②表面に溝があり、砂が詰まっている場合があります。水で米を研ぐようにしてガラガラとすすぎます。
③バットまたは、ボウルに水を入れて貝が平らになるように並べます。2時間そのまま置いておきます。
これが塩抜きの工程です。この塩抜きの方法でも塩が抜けきらない場合があります。調理をする際は味見をしながら調理するなどの工夫が必要です。また、塩抜きが必要とするホンビノス貝もあり、その場合は水分の3%の塩を加えた塩水に3時間ほど冷蔵庫に入れて置き、塩抜きをします。
『ホンビノス貝』を使ったBBQレシピ4選♪
網焼きホンビノス貝
Recipe
網焼きホンビノス貝
1
ホンビノス貝を殻と殻をこすり合わせるようにしてよく洗います。水気を切り、塩抜きが必要の場合は500mlの水に大1の塩を入れてよくかき混ぜた塩水につけて3時間冷蔵庫で寝かせて砂抜きをします。塩抜きが必要な場合はよく洗ったホンビノス貝を2時間水にいれて、塩抜きをしておきます。
2
☆付けダレを合わせておきます。万能ねぎはみじん切りにしておきます。
3
ホンビノス貝をBBQコンロの上に置いていきます。
4
口が開いたら☆付けダレをかけてさらに焼いていきます。
5
完全に火が通ったら万能ねぎをかけて完成です。焼くときに火を通しすぎると硬くなってしまうので焼き加減をよく見ながら調理しましょう。
ホンビノス貝を使った白ワインリゾット
Recipe
ホンビノス貝を使った白ワインリゾット
1
ホンビノス貝をよく洗い、下処理が必要な場合は下処理を行います。
2
ニンニクをみじん切りにしてフライパンにオリーブオイルを引いてニンニクを炒めて香りを出します。
3
ホンビノス貝をフライパンに入れて白ワインを加えます。口が開くまで煮込みます。この時に強火で煮込むと引火してフランベのような状態になります。危険ですので今回は中火にしてじっくりと煮込んでいきます。
5
リゾットを作っていきます。米をオリーブオイルで炒めます。お米が透明になるまでオリーブオイルでコーティングします。
6
米が透明になったらスープを入れます。ひたひたになるくらい入れて、足りない場合は色ワインを追加します。
7
弱火で汁気が無くなるまで煮込んでいきます。米が躍るほどの火力でやってしまうと粘りがでたリゾットになってしまいます。
8
塩とブラックペッパーで味を調えてホンビノス貝もいれます。一煮立ちさせたら器に盛りつけてパルメザンチーズと乾燥パセリを振りかければ完成です。
天然塩とは?
塩を作る際に工業的に作るか、昔ながらのやり方で作るかの2つになります。昔ながらの工程で作られ塩は天然塩と呼ばれます。昔ながらの作り方を簡単に説明すると海水を蒸発させて残った固形物が塩になります。海水から作ることによってミネラルが豊富になり、工業用の塩とはまた違ううま味などを感じられます。料理には活用したいアイテムですね♪ですが、コスト面を考えると少しお高めです。少しこだわりたい時などにオススメです♪
ペペロンチーノ風 ホンビノス貝
Recipe
ペペロンチーノ風 ホンビノス貝
1
ホンビノス貝を下処理する。ニンニクはみじん切りに、鷹の爪は輪切りにしておきます。
2
フライパンにオリーブオイルを入れてニンニクと鷹の爪を炒めていきます。
3
香りが立ったらホンビノス貝を入れて口が開くまで炒めていきます。一緒にしめじも入れていきます。
4
口が開いてしめじにも火が通ったらバターをいれてサッと全体に絡めていきます。
5
器に盛りつけてお好みでオリーブオイルをかけたら完成です。
ホンビノス貝サラダ 甘夏ドレッシング
Recipe
ホンビノス貝サラダ 甘夏ドレッシング
1
ホンビノス貝を酒蒸しする。フライパンに酒をいれてホンビノス貝が口を開けるまで蓋をして火にかける。
2
キャベツは一口大にします。大葉を千切りに、みかんの皮を剥いてトッピング用をすこしとって半分に切っておく。
3
ドレッシングを作ります。長ネギをみじん切りにして☆ドレッシングの調味料とみかんの絞り汁をいれて混ぜ合わせる。
4
器にキャベツとホンビノス貝、大葉、みかんを盛り付けてドレッシングをかけます。最後にいりごまを振りかけて完成です。
ポイント
ホンビノス貝は殻からとって食べるのが苦手な方やめんどくさい方はあらかじめ取って器に盛りつけてあげると食べやすいです。
『ホンビノス貝』を詳しく知ろう♪
『ホンビノス貝』の旬
ホンビノス貝は1年を通して獲ることができ、一度に獲れる量も多いので、ハマグリよりも手頃な価格で流通しています。ハマグリの半値以下で購入できることが多いです。また、ホンビノス貝は通年通して食べることができますが、産卵前で身入りがよく春と秋は特においしいといわれています。
『ホンビノス貝』の家庭でオススメの食べ方
ホンビノス貝は、酒蒸しや網焼きにしてもおいしいですが、貝の出汁の香りとふっくらとした身を一緒に味わえる「潮汁」もおすすめです。ハマグリやアサリを使った潮汁と比べると、大きくて味の濃い身で存在感を感じられるはずです。
『ホンビノス貝』の栄養
ホンビノス貝には良質なたんぱく質の他、タウリンやカルシウム、ミネラル、ビタミンが豊富に含まれています。また、うま味を発揮するグルタミン酸、コハク酸なども含まれています。タウリンはコレステロールの分解を助けるアミノ酸で疲れの原因となる乳酸の蓄積を抑える働きをします。また、水に溶けやすいため、汁物や煮魚などの料理の際には、煮汁を一緒に食べるのがおすすめです。
おいしい『ホンビノス貝』の見分け方
ホンビノス貝を購入するさいはいくつかの基準を元に品定めをしましょう。
①殻がしっかりしているものです。割れていたり、明らかに他の貝と違うような貝、変な形の貝はやめておきましょう。
②貝同士を打ち付けて済んだいい音がするものがいいです。生きていると中の実がしっかりしていて貝の内部に空洞があります。そのため打ち付けるとカチッといい音が鳴ります。また、死んでいると身が溶け打ち付ける鈍い音がします。
③成長して大きいものを選びましょう。
この3つの基準を意識してよりおいしいホンビノス貝を購入しましょう♪
まとめ
身は、ジューシーでうま味が溢れ出る「ホンビノス貝」。BBQにはふさわしいおいしさです。そんなホンビノス貝は値段もお手頃で身も大きく、食べ応えがありコスパはまさに最強の食材です。今回のこのレシピを活用してBBQ盛り上げてくださいね♪
ハマグリと味の比較してみる?!