『ナン』を使ったBBQレシピをご紹介
基本のナン
ナンタコス
ハニーナン
アイスクリームナン
そもそも『ナン』とは?
北インド地方の料理です。タンドリーチキンを焼くタンドールの窯に張り付けるようにして作られるわらじ型のパンのことです。焼きたてにギー(インドのバター)を塗ります。イーストを加えたり、加えずにスパイスを入れて焼いたりと種類は豊富です。(改定調理用語辞典より一部抜粋)ちなみに、インド事情として一般家庭にタンドリー窯が無い家が多いため、専門店で買い求める方が多いそうです。
『ナン』の栄養について
カロリー
ナンのカロリーは、食パンと似ています(双方100gとしたらナンは262kcal・食パンは264kcalです)主食として召し上がっていただければ幸いかと思います。
たんぱく質
必須アミノ酸がいくつか見られました。 また、この中のバリン・ロイシン・イソロイシンにつきましては、体内に入った後肝臓に蓄えられます。 そして、血中に放出後筋肉において代謝されます。注目すべきはロイシンです。筋肉をつけたい人には必見かもしれません。筋肉のたんぱく質の合成と抑制を行っています。
脂質
必須脂肪酸脂肪がいくつかありました。これは、ローストビーフの回でお伝えした通りの作用をします。 その中のリノール酸・α‐リノレン酸は植物油(常温・液体)に多く見られます。代表的にはえごま油・シソ油などに含まれます。
炭水化物
小麦の2/3は炭水化物です。これをでんぷんが占めています。でんぷん(小麦より)糖質の分類です エネルギー源として利用し体に一時的に貯蓄。中性脂肪として貯蓄し、血糖として循環します。
葉酸
核酸合成、アミノ酸代謝、細胞増殖に関与しています。そして、骨髄における造血機能もあげられます。妊婦さんが意識してとりたい栄養素の一つとも言われています(胎児の神経管閉鎖障害発生リスクの低減の為)ほうれん草やレバー・ブロッコリーなどに存在します。
ナトリウム(食塩より)
血漿などの細胞外液の浸透圧が一定に保たれるよう調節をします。
カリウム(食塩より)
細胞の内外に含まれ浸透圧に関わります。また、塩酸として胃液中に含まれます。筋肉の収縮に関わっています。エネルギーの代謝に関わっています。
マグネシウム(小麦より)
体内には、筋肉・脳や神経などに存在します。働きとして。神経や筋肉の興奮や伝達に関わっています。血管の拡張にも関わっています。様々な酵素の活性化にも関わっています。
リン(小麦より)
働きとして骨・歯などの組織を作ります。(リン酸カルシウム・リン酸マグネシウムとして)また、補酵素になり糖質の代謝を助けます。
食物繊維
①不溶性食物繊維について排便効果・有害物質の排出の促進があります。
②水溶性食物繊維ついて腸内の細菌叢を改善、腸内細菌による分解・発酵によりガスの増加や小腸での糖質やコレステロールの吸収抑制作用があります。また排便促進効果もあります。
まとめ
今回はBBQに大活躍するナンのレシピとそのアレンジ方法についてご紹介しました!カレーを作るついでにナンの生地を仕込んでおけば手作り焼きたての美味しいナンが食べられて、BBQで盛り上がれること間違いなしです。
ナンのようなパン生地はアレンジもしやすいので、その他レシピもとってもおススメです!ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?