「ししゃも」のBBQに合う理由!あまりBBQで目にすることのないししゃもがBBQで大活躍します!おいしいレシピをご紹介♪
普段あまりししゃもをBBQで見ることってそんなにないですよね。ししゃもは焼くだけでなく、出汁に漬けこんだり、揚げたりと様々な食べ方があります。そんなししゃものBBQに最適なレシピを今回はご紹介いたします!
『ししゃも』をBBQで活用するには
ししゃもはそのまま焼いてもおいしい食材ではありますが、よりBBQに特化した調理法もあります。シシャモを網で焼くと皮が薄く網にくっつき、そのまま中の卵まで下に落ちてしまうなんてこともよくあることです。そうならないために、焼く前の30分前、風当たりのいい場所で干すことが重要となってきます。ししゃもの皮の方面がカラッと乾けば準備はできました。あとは炭火でじっくり焼くだけです。是非活用してみてくださいね♪
『ししゃも』を使ったBBQレシピ4選♪
夏にぴったり!ししゃもの南蛮漬け
Recipe
夏にぴったり!ししゃもの南蛮漬け
1
ししゃもは綺麗に水洗いして水気をしっかりとふき取り、全体に塩コショウを振る。
2
玉ねぎは薄切りにしてザルにいれて、さっと水洗いをする。
5
小鍋に☆南蛮たれの材料を入れ、ひとに立ちさせておく。
6
フライパンにししゃもが浸かるくらいの油を引いて温めておく。目安は小麦粉を少しいれてシュワシュワするくらい。
7
ししゃもに薄く小麦粉をまぶし、予熱しておいた油で揚げ、器に移しておく。
8
玉ねぎ、にんじんも器に加えて煮え立った南蛮たれをうえからかける。全体が浸るように平らに慣らす。
9
南蛮たれの熱が冷めたら器に盛り付けて飾りにカイワレを乗せて完成です。
ポイント
食材に味を染み込ませるときは、基本的に温かいとこから冷める時に味が食材にのります。この応用で、味玉を作るときは、半熟卵を作り、出汁を煮え立たせ熱いうちに殻をむいた卵を出汁に漬けて冷ますと味がよくしみた味玉が出来上がります。是非試してみてくださいね♪
子持ちししゃものガーリックチーズ焼き
Recipe
子持ちししゃものガーリックチーズ焼き
1
コンロの上にダッチオーブンをセットして予熱しておく。
2
ダッチオーブンに入るくらいの鉄板を用意してオリーブオイルを塗りそこにシシャモを並べる。
3
ししゃもを5分くらい焼いて火が通ったら上からオリーブオイル、ガーリックパウダー、チーズをかけて再びダッチオーブンの中に入れる。
4
チーズが溶けたら取り出して大葉を刻んだものを上からかけて完成です。
ししゃものカレー風味フライ&唐揚げ
Recipe
ししゃものカレー風味フライ&唐揚げ
1
ししゃもが入るくらいの大きさのビニール袋に小麦粉、カレーパウダー、塩コショウを入れ、手で押さえて上下に振って混ぜ合わせておく。
2
粉が混ざったらそこにししゃもをすべて入れて、同じように上下に振ってシシャモ全体に粉が付くようにします。
4
油を180度くらいまで温めます。目安はパン粉を入れてすぐにシュワシュワし始めたら大丈夫です。
5
半分の8本を熱した油に余分な粉を落としてから油に入れて揚げていきます。こんがりきつね色になれば大丈夫です。
6
唐揚げができたら、残りの8本に溶き卵とパン粉の順番でつけて揚げていきます。こちらもこんがりきつね色になれば完成です。
7
二つを器に盛り付け、お好みでレモンやソースなどをかけて食べるのがオススメです。
ポイント
揚げものに火が通っているか通ってないかを見極める方法をご存じでしょうか?揚げ物というのは油に入れた瞬間からシュワシュワと泡立つのが特徴です。あのシュワシュワはその食材の持つ水分が高温の油によって瞬間的に沸騰、蒸発を繰り返して起きる現象です。ということは、あの現象を継続するほど水分が食材からなくなっていきます。最初に持ったときの重さと揚がったときの重さが違います。そこを意識しながら調理するとわかりやいすです。この時、必ず箸でつかみ油にいれましょう。手で入れて箸で油から取り出すのとでは、重さの感じ方が違うためです。
BBQの基本!ししゃもの串焼き
Recipe
BBQの基本!ししゃもの串焼き
1
ししゃもに串をさして塩を均等にかかるように意識して裏表かけていきます。
4
焼き始めは5分ひっくり返して3分くらいで焼いていきます。ほかの魚では大きさによって時間を変えます。比率は5:3くらいでちょうどいいです。
5
出来上がったら串を少し回してから引き抜くと綺麗に抜けます。
6
器に盛り付けてレモン、またはそのままで召し上がるのがおすすめです。
ポイント
お店で見る、尾ヒレやヒレに厚く塩を塗っている光景を見たことはありますか?あれは魚を綺麗に見せるためにやる意味と、塩気が足りない場合その化粧塩の部分と身を一緒に食べたりする意味があります。また、日本酒などを飲まれるかたのつまみにもなります。そういった意味で化粧塩という調理法が広まったとされています。
『ししゃも』を詳しく知ろう!
『ししゃも』の歴史
ししゃもは1913年に北海道大学の研究者によって新種として発表されました。アイヌ語で「スサモ、スシャモ」と呼ばれていたものを「シシャモ」として標準和名したとされています。古来より伝わる伝説によると、サケがとれなくて困ったときアインシモリ(アイヌの人)がカムイ(神)に祈りを捧げたところ、柳の葉が落ちて魚になった。それがししゃもであったそうです。
『ししゃも』の生態
10月中旬~11月上旬にかけて川を遡上、下流域で産卵します。産卵後は海にくだり成長します。大体ししゃもの寿命は3年ほどとされています。旬は春終わりから初夏にかけてです。
『ししゃも』の栄養
ししゃもには、100gあたりたんぱく質が15.6gも含まれています。たんぱく質は筋肉や皮膚。髪の毛など身体の構成成分になる利用素です。特に筋肉量を増やしたいかたは、オススメな食材です。
また、ししゃもは鉄を多く含んでいます。鉄は血液中の成分である「ヘモグロビン」を作るのに必要な栄養素です。このヘモグロビンが不足すると立ち眩みや貧血などを引き起こす可能性があります。
まとめ
揚げても、出汁に漬けても、そのまま塩焼きでもおいしいししゃものBBQレシピをご紹介させていただきました。オスとメス両方おいしく、メスの子持ちししゃもに関しては栄養も、うま味も凝縮された最高の旬の食材となります。それぞれに合った調理法と味付けがあります。是非レシピを活用してBBQに合ったししゃも料理を作り、充実したBBQにしてみてはいかがでしょうか♪