BBQで簡単『チーズフォンデュ』の作り方をご紹介いたします！
チーズフォンデュとは、少し甘みのある濃厚なチーズを鍋で溶かして、パンや野菜、お好みの食材をそのチーズにくぐらせて、たっぷりと食材にチーズをつけて食べる料理です。そんなチーズフォンデュをＢＢＱで作る方法をご紹介いたします♪
そもそも『チーズフォンデュ』とは
チーズフォンデュはもともと、スイス・フランス語圏、北イタリアなどで親しまれていた郷土料理です。もともとは固くなったパンを柔らかくしておいしく食べる為の調理法で、発祥の由来は「山岳放牧の牧童たちがありあわせの保存食料を活用して考えた」「断食を行う僧侶の流動食として考案された」などの説がありますが、正確な起源は明らかになっていないそうです。
本来のチーズフォンデュは、エレメンタルチーズとグリュイエールチーズの２種に白ワインを加えて作られます。とはいえ、手軽に入る食材かというと少し難しい食材です。では、BBQではできないのかというとそうではありません！
今回はBBQでもおいしく楽しめるチーズフォンデュの方法についてご紹介いたします！
ＢＢＱでおすすめの『チーズフォンデュ』
基本的なチーズフォンデュ
Recipe
基本的なチーズフォンデュ
1
ベーコンは焼いておきます、野菜は一口サイズに切って下茹でをしておきます。
2
パンは食べやすい大きさに切り、お好みでトーストしておきます。
5
土鍋または、鉄鍋にニンニクをこすりつけて香りを付けます。
6
白ワインを入れて火にかけて、軽く沸騰させたら弱火にします。沸騰させることによってアルコールが飛び、白ワインのうま味と香りだけがのこります。
7
チーズを３回に分けて加え、混ぜ合わせます。チーズの塊が無くなるまでよく混ぜます。ここで分離しそうになったら水溶き片栗粉を少し加えてまぜます。
8
卓上にコンロと鍋を乗せて弱火にかけます。この時に火力が強いとすぐに焦げてしまいます。その場合は調理用燃料を使うことをお勧めします。１００円ショップなどに売っている固形燃料のことです。
9
チーズをつける時はお好みの材料を長めの串にさして絡めるようにしてつけます。もちろん二度付けは禁止です！
ポイント
失敗しないコツは、チーズに片栗粉をまぶすときにしっかりと全体的にまぶすことによって分離することを防ぎ、なめらかに仕上げてくれます。また、チーズはとても焦げやすいためチーズを溶かすときもかならず弱火にしてゆっくりと溶かすようにします。塊になり始めたら牛乳などを加えて水分量を調節してあげるといいです。
カレーチーズフォンデュトースト
Recipe
カレーチーズフォンデュトースト
1
食パンをカットします。１枚は縁を１ｃｍ残して四角く中をくり抜きます。この時にパンの耳を切らないようにうまく切ります。切り抜いた部分は４等分にしておきます。
2
小鍋にちぎったスライスチーズと牛乳を入れてチーズが溶けるまでゆっくりと溶かします。
3
チーズが溶けたらカレー、マヨネーズを加えてしっかりと混ぜていきます。
4
パンをＢＢＱコンロまたはフライパンで焼きます。この時に分量外のバターを少し塗って焼くのもオススメです。
5
食パンを重ねてくぼみにチーズを流し入れて完成です。
ポイント
パンを重ねる時にしっかりと隙間なく重ねるのがコツです。チーズが水っぽい場合はチーズを足してとろみを加えます。 今回はカレーマヨを混ぜましたが、コーンとマヨネーズやツナとマヨネーズなどの組み合わせもおいしいので是非試してみてくださいね♪
トマトチーズフォンデュ
Recipe
トマトチーズフォンデュ
1
フランスパン、ブロッコリー、カブは食べやすい大きさに切ります。
2
ブロッコリーとカブは塩で揉んでから下茹でをして粗熱を冷ましておきます。ブロッコリーの方が火が通るのが早いので茹ですぎには注意が必要です。
3
ボウルにピザ用チーズ、片栗粉を入れてしっかりと混ぜ合わせます。
4
鍋に☆チーズフォンデュの材料をすべて入れて弱火で熱していきます。なめらかになったら完成です。
ポイント
今回は水分量の多いトマトを使うため、チーズと合わせたときになめらかになるまで時間がかかります。ここで強火にしてしまうと焦げてしまうので弱火でじっくりと混ぜながら溶かしていきます。トマトカット缶のトマトが大き目の切り方だった場合は鍋ですりつぶすようにして混ぜ合わせます。粒が大きいと具材には絡めにくいです。
和風 西京白味噌チーズフォンデュ
Recipe
和風 西京白味噌チーズフォンデュ
1
フォンデュする食材をそれぞれ食べやすい大きさにカットしていきます。ブロッコリーは塩もみをしてから下茹でします。ジャガイモは芽を取ってから皮ごと下茹でします。串が通るようになったら下茹で完了です。
2
ウィンナーは大きかったから半分にして火を通しておきます。
3
エビはコンソメを入れた出汁で一度沸騰させて煮込みます。冷めたら皮を向いて尻尾だけつけておきます。
4
フォンデュソースを作ります。ボウルに白味噌を入れ、白ワインを少しずつ入れながら混ぜ合わせ、白味噌を溶かしていきます。
5
チーズの入った袋に小麦粉を入れ、しっかり口を縛り、振りまぜておきます。
6
鍋にフォンデュソースの材料をすべていれ弱火でゆっくりと混ぜ合わせていきます。
7
なめらかになったら完成です。食材をチーズに絡めてお召し上りください♪
白味噌を使用する理由とは？
白味噌はほかの味噌に比べると甘みがあり、まろやかだからです。味噌とチーズは相性がよく、クリームチーズを白味噌の中に漬け込み数日寝かせて食べるクリーム味噌チーズという料理もあるくらいです。
チーズフォンデュにも白味噌はいい効果を発揮して、普通に食べるチーズフォンデュをより濃厚な深見のある味わいに仕上げてくれます！
チーズは健康にとてもいい！その理由
チーズの主な成分は牛乳です。その牛乳の水分を絞って作られているので栄養がたっぷり凝縮されています。その一方で太りやすそうというイメージも抱かれがちです。しかい、少量で効率よく摂ることができるチーズの栄養価は人間の身体にとってベストバランス！適量を知り、うまく食生活に取り入れれば、美容と健康はもちろん、ダイエットにも繋がると言えます。
チーズは牛乳のたんぱく質を凝固させ水分を絞って作りますが、１００ｇのチーズを作るのに必要な牛乳の量は１０００ｍｌです。つまりチーズは牛乳の１０倍の栄養素を含んでいるということになります。得にナチュラルチーズは「白い肉」と言われるくらいなんです！
また、牛乳を飲むとおなかを下す乳糖不耐症の人が多い日本人でもチーズなら問題なく食べることができる優れものなんです！チーズを食生活に活用してみましょう♪
チーズについて知りたい方はこちら！
まとめ
子供から大人まで大好きなチーズに食材をつけてたべるチーズフォンデュをＢＢＱで行えるレシピを今回はご紹介いたしました！チーズを付けてたべる食材は好みに応じて変えてみてください♪チーズなら、ほとんどの食材にあうような気がします♪
また、チーズは健康によく、効率的に栄養を摂取することが可能です。今回のレシピを通してチーズをより好きになり、チーズへの関心が高まればうれしいです♪
