そもそも『地魚』とは
地魚とはその地方で主に取れたり食べられたりする魚を指します。日本には16の道府県があり、そのすべてで主に取れる魚やなじみ深い魚などがあります。観光などでその地方の地魚を知りたい場合は、お魚屋さんなどに聞くのが早いと思います。
また、地方によっては観光客向けに作られた地魚の料理などがあり、九州の五島列島の漁師料理を観光客向けにした「はこふぐの味噌焼き」などがあります。どのような料理かというとくり抜かれたハコフグのお腹の中に、肝や身などの必要な部位を戻し、ネギ、生姜、みりんなどを加えた味噌を詰めて焼くだけのシンプルな料理。濃厚なフグのうま味が染み込んだ味噌は酒のつまみにぴったりの一品です。ですがそのユニークな見た目は脳裏に焼き付きます。
また、和歌山や高知などで珍重される、幻の高級魚ともいわれるクエを味わうなら、余すことなくいただける鍋がおすすめです。クエは大型の魚でその見た目は後ずさりしたくなるほど。ですが、身はコラーゲンが豊富な上に、口に入れると甘みが広がる濃厚な脂が特徴です。
まだまだ紹介しきれない地魚があり、旅行など行く場合はその地域の地魚を調べてから行くのも旅を楽しむ一つのアイディアかもしれませんね♪
『地魚』を使ったBBQレシピをご紹介
神奈川地魚 キンメダイのお好み焼き
北海道地魚 タラのゆずバタームニエル
兵庫地魚 タコのカルパッチョ
長崎地魚 タイの野菜あんかけ
野菜を炒める順番は基本的に硬く火の通りにくい物からいれると最後の仕上がりが同じになります。ネギは火が通るのが早く、人参は火が通りにくいのはなんとなくわかると思います。ネギを炒めすぎるとこげて苦みがでます。そういった炒める順番、火の通る順番を考えると料理は更なるおいしさへ登りつめると思います。ぜひ意識してみてくださいね♪
そもそも『地魚』とは
そもそも地魚というのはその地域で取れる魚であるが、そんな魚の漁獲量は年々と減少傾向になるということはご存じであろうか。
日本の漁業、養殖業の生産量は昭和59年をピークに、昭和63年から平成7年頃から急激に減少し、その後は穏やかな減少傾向が続いております。平成7年にかけて急速に減少した理由は、自分の国以外の国が魚を取ることを禁止する「排他的経済水域」を各国が設定したことで海外の漁場での魚をとることができなくなってしまったということや、地球温暖化による水温の上昇などがあげられます。こういった影響により国内で捕獲された魚というのは貴重なもので、日本にいるなら必ずといっていいほど味わうべきだということがわかっていただけるでしょうか。
『地魚』の栄養について
魚というのはそもそも体にいい油を豊富に持っています。魚は冷たい海水でも固まらない脂をもっていて、魚よりも体温の高い人間の体では固まらない脂なのです。その魚の脂というのが最近話題にもなっている、DHAやEPA、タウリンなどです。不飽和脂肪酸であるこれらは人間の体内では精製することはできず、食材から摂取しなければなりません。また、不飽和脂肪酸は人間にとって必須な栄養素で、記憶力向上、集中力維持、コレステロールの減少などといった様々ないい影響を体に及ぼす大切な栄養なのです!
まとめ
それぞれの地域にある地魚。こちらでは紹介しきれないほどのおいしい魚があり、季節によって変わります。その地域でしか食べられない地魚であったり、その地域でしか味わえない調理法であったりをこれから探してみるのもまた、楽しいかもしれませんね♪そんな地魚を今回はBBQアレンジでご紹介しました♪BBQは肉だけでなく、魚もなくてはならないと思うような栄養素や、今回のおいしいレシピを是非試してみてくださいね♪