BBQ『フライドポテト』が人気な理由とは!?
ポテトは古くから沢山の人に親しまれて食べられています。そして、調理法においても国それぞれの特色があり、種類にも富んでいます。現在日本でも親しまれているのはフライドポテトではないでしょうか?これは嫌いな人は居ないと思います。プラス゛楽しいBBQ“で外時間を過ごすことが出来れば、最高の癒しなのではないかと思います。
「BBQでポテトは邪道でしょ~。」「面倒じゃない?」と思われる方が多いかと思います。昔は下準備として皮をむいて切って揚げていましたが、今では便利な冷凍食品が市販であります。冷凍ポテトの揚げる際に「油が跳ねて怖いの。」という人が居ると思います。揚げ方を記載しておきます。
・冷凍食品ですので、氷が付着していたら取り除きましょう。
・油が低温のうちにポテト投入→最後は高温でカラリと揚げます。
『ポテト』を使ったBBQレシピをご紹介
カリカリポテト
チーズポテト
むね肉ピザ
ジャーマンポテト
そもそも『フライドポテト』とは?
フライドポテト=フレンチフライドポテト
ジャガイモのフライの意味です。フライドポテト・フレンチフライとも言います。ジャガイモを拍子木切りにし、油で揚げたものです。付け合わせなどに用いられます。(改定調理用語辞典より一部抜粋)
『フライドポテト』の栄養について
フライドポテトはほぼ炭水化物と油で構成されているようなものかと思い、調べてみました。今回も気になった栄養素をザックリ挙げて記載しました。
カロリー
総合237kcalですから、マックのポテトで換算すると・・・Sサイズ175kcal、Mサイズ319.95kcal、Lサイズ402.9kcalと計算できます。個人的にはLがお気に入りでしたが、計算で数値を出すと、お分かりかと思いますが高カロリーです。(成人女性平均摂取カロリー平均して2000kcal考えるならば)
たんぱく質
食事で体内に取り込まれたたんぱく質は小腸でアミノ酸になり吸収後、肝臓へ輸送されて①体のたんぱく質を合成②エネルギー生産などの役割をしています。
脂質
実は脂肪もエネルギー源です。1gあたり9kcalとエネルギーを持っています(総合カロリーに含まれます)また、胃での滞留時間が長いです。また、インスリンの無駄な分泌を抑えるなどの特徴があります。 脂質の中にも必須脂肪酸(リノール酸・α‐リノレン酸)が見られました。これについてもローストビーフやナンで触れました通り、体内で活躍をしています。
炭水化物
ジャガイモによるでんぷんが占めていました。このでんぷんですが、ナンの回にもお伝えしましたが、体内では糖質になり活躍をしています。炭水化物は運動前に食べることで、筋肉のグリコーゲンを蓄積(増加)させる役割があります。長時間運動(マラソン・トライアスロン)の食事に適しています。(グリコーゲンローディング)また、調理学になってしまいますが、このでんぷんは、①穀類(コーンスターチ)②豆③根茎(馬鈴薯でんぷん)などにも多く含まれており、様々な食品(春雨やタピオカなど)に加工をされています。
カリウム(じゃがいもより)
じゃがいもに含まれるカリウムは、ベーコンの回でもお伝えした通りの役割をしています。高血圧の方には、このカリウムを含む野菜(野菜ならほぼKが入っています)を摂っていただきたいと思います。食事からの不足はほぼ起こりません。
ビタミンⅭ(じゃがいもより)
有名かもしれませんが、じゃがいもにおけるビタミンCは(ビタミンB1も同じですが)調理加熱の損失が少ないとされています。働きとして、コラーゲンの生成や鉄の吸収促進、抗酸化作用などがあります。ストレス社会で生き抜く方には是非とっていただきたいビタミンです。(ストレスによるビタミンCの消費量が増加する為)
塩分
ポテトには塩分がつきものです。(食塩かケチャップかは個人次第ですが、栄養成分表からは食塩は含まれていません。※純粋にフライドポテトのみ)
まとめ
フライドポテトに使用される油についてですが、ほとんどの方が植物油を使用されるかと思います。それについてですが、特徴として①酸化されやすい(光・熱などに弱い)②融点が低い③常温で液体④動物性の油のものはオレイン酸・リノール酸を含んでいるものが多いです
種類 含んでいるもの
大豆油 リノール酸・α‐リノレン酸
ゴマ油 ビタミンE・セサミノール・セサモール
オリーブ油 オレイン酸
綿実油 リノール酸・オレイン酸
ジャガイモの緑色部分(芽・放置した皮など)に有毒成分(ソラニン)が含まれています。調理の段階で気が付いた場合には取り除くことをお勧めします。フライドポテト(冷凍食品・市販の場合)裏の表示に注目していただきたいと思います。また、美味しいからと言ってたくさん食べてしまうことはお勧めいたしません。120℃以上に加熱されたフライドポテトはアクリルアミドがあります。(ウィキペディアにもあります)食べ過ぎにはくれぐれもご注意ください。
コロナ禍、ベランダ菜園も流行の兆しではないかと思います。土地が無くてもジャガイモはプランターや土嚢袋で簡単に栽培できる方法もあります。お得なことに年二回収穫ができます。(時期については地域により異なりますが)作物を作り加工することで、出来上がりが更に感動を引き起こします。是非トライされてみてはいかがでしょうか?