BBQで『ホルモン』がオススメの理由
普段、皆さんがBBQに持っていくお肉は牛肉の筋肉の部分でロースやバラ肉の部位だと思います。今回紹介するホルモンは牛、豚、鳥の内臓肉の部分です。ホルモンは豊富な種類に値段もピンキリ、その時の予算に応じて種類を選べたりもします。また、ホルモンのほとんどに多く含まれる豊富な油はBBQの時に使うような炭と相性がよく、ホルモンの油を程よく溶かしてさっぱりとさせてくれるだけでなく、その滴り落ちた油が燃えたときの煙がお肉や野菜たちに香ばしさを加えてくれます。このようにホルモンはBBQの網の上に必ず置いておかなければならないというほどの食材なのです。
ですが、苦手な方も少なくはありません。噛んでも噛んでも噛み切れないという意見も多く見られます。必ずBBQのメンバーには事前に好みを伺っておくといいかもしれませんね♪
『ホルモン』を使ったBBQレシピをご紹介
王道ホルモン焼き
砂肝ポン酢
シマチョウの塩だれ炒め
なんでも合うホルモンの漬けダレ
そもそも『ホルモン』とは?
ホルモンという名前には諸説ありますが、ユニークな説として関西弁の「ほおるもん」という言葉からきているというものがあります。というのも、かつてホルモンをはじめとした内臓を食べずに捨てて(放って)いました。しかし、それを焼いて食べるようになったことから、「ホルモン」という名前が定着しました。主に使う部位は、牛、豚、鳥の心臓、腎臓、腸などを小さく切ったものです。
おいしく焼く方法として【3:7法】という手法があります。肉を焼き始めて3分、返して7分の10分で仕上げるのがおいしく焼き上げるコツです。これは一概にすべて10分でなく焼き上がりまでの時間配分を3:7にすることが基本というわけです。是非試してみてくださいね♪
『ホルモン』の栄養について
ホルモンはどの部位にもたんぱく質が豊富に含まれています。たんぱく質というと、いわゆる肉の部位だけに含まれていると勘違いしがちですが、実はホルモンのほとんどはヒレやモモと似た種類の筋肉でできているので、良質な動物性たんぱく質にあふれています。また、ミネラルも豊富です。ミネラルは、疲労回復、生活習慣病予防などの栄養素でもあり、そのミネラルをバランス良く持ち合わせています。
まとめ
昔は捨ててしまっていた部位を今ではこんなにもおいしく食べれるようになりました。栄養も満点、値段もピンキリ、コストパフォーマンスは最高です!そんなホルモンはBBQのレギュラー入りですね♪是非みんなも試してみてくださいね♪