最近では、韓国ブームと共にサムギョプサルなどのキムチや香辛料多めの食材と一緒に食べたり、甘辛タレに漬けてあるお肉を焼いてたべたりと、そのままのお肉を塩コショウだけで食べることの方が少なくなり、様々なお肉の調理方法が当たりまえのように行われています。BBQに合うおすすめの漬け込み肉をご紹介します!
オススメ『漬け込み肉』4選♪
大人から子供まで食べれる甘ダレ漬け込み肉
豚肉の麹漬け
漬け込み旨辛豚肉ホットドック
ペッパーランチ風ビーフスライス
漬け込み肉のおいしさの秘密
漬け込み肉の最大の特徴はタレの香りです。お肉は少なからず生臭さがあります。その臭さがお肉を苦手にさせる要素の一つです。ですが、タレに漬け込むことによって肉の臭みを減らし、おいしくしてくれます。香りは料理を作るうえで重要な要素です。お肉を焼いたときに発生する食欲をそそる香りは、アミノ酸と糖が引き起こすメイラード反応によるもの。パンを焼いたときや、すき焼きを調理するときに出るよい香りも同じです。
お肉を素焼きにするだけでもメイラード反応は起きるのですが、お肉に含まれる糖が少ないため、それほど活発な反応はみられません。ところが、糖やアミノ酸を多く含むたれに漬け込んだお肉を焼くと、メイラード反応やカラメル化反応が同時に活発に起こり、食欲をそそる独特な香りがたくさん生み出されるのです。
子供や大人まで幅広い世代に漬け込み肉をオススメする理由
育ち盛りの子供にオススメの理由
たんぱく質を構成しているアミノ酸は人が生きていくうえで欠かせない栄養素の1つです。人間に必要なアミノ酸のうち、体内で十分な量を合成できず、食物から摂取しなければならないアミノ酸のことを「必須アミノ酸」と言います。
必須アミノ酸は、【ロイシン、バリン、イソロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、ヒスチジン】の9種類存在します。乳幼児はその9種類にアルギニンを加えた10種類が必須だといわれています。アルギニンは、成長ホルモンの分泌を高めるなど、成長を促進する働きがあるため、乳幼児はアルギニンを大人以上に食事から摂取する必要があります。こうした必須アミノ酸を過不足なく補うには、アミノ酸バランスに優れたお肉が重要となってくるというわけです!子供の健全な成長のためには、必須アミノ酸を豊富に含んだ肉類などを十分に食べさせることが大切な要素の一つです。
ダイエットに必要な食材は以外にも「お肉」
「お肉を食べると肥満になりやすい」というのは、よくある誤解の1つです。肥満のメカニズムは非常にシンプルです。摂取カロリーが消費カロリーよりも多いと、余分なカロリーが体内に蓄積され、皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられます。食べた分よりも多くのカロリーを消費すれば、決して肥満になることはありません。ここで忘れてはならないのが、「筋肉がなければ脂肪は燃焼しない」ということです。ダイエットをするには、燃焼させる筋肉が必要で、その筋肉を作るにはお肉が必要というわけですね。
まとめ
普通のスーパーなどで買ってきたお肉をプロの味に仕上げる調理法「漬け込み肉」を今回は少し専門的な調理法と知識を含めてご紹介させていただきました。専門的なといっても、作り方は簡単でBBQでも活用できるものばかりなので是非、試してみてくださいね♪
また、お肉は人間が生きていく中で必須ともいえる食材ということはわかっていただけたでしょうか。子供は成長を促す効果のある成分をお肉から取り入れ、大人はダイエットには欠かせない筋肉を作るために必要な栄養をお肉からとります。これからは「肉は太る」というイメージであったり、「血がどろどろになる」などの考えを改め、食べすぎはもちろんよくないですが、程よくおいしくたべることをオススメします♪