そもそもどぶ漬けドリンクとは?
『どぶ付けドリンク』のどぶ付けとは?
どぶ付けとは、元々野菜などを漬け物にするぬか漬けからきていると言われています。ぬか漬けとは、日本は世界でも有数の発酵大国です。発酵とは、微生物という目に見えない小さな生き物が、食材を人間にとっても有益に変化させる働きのこと。味噌、しょうゆを始め、日本には日本独自の発酵に関わる食品があふれています。その「発酵食品」の中で実は手軽に手作りできるのが「ぬか漬け」です。最近では、野菜はサラダでとれるから、または塩分が高いから、という理由でぬか漬けを食べない人が増えているそうです。
そういったぬかに漬け込む動作をどぶ漬けと言い、ドリンクを氷の入った冷水の中に入れる様子をどぶ漬けドリンクと呼ぶようになったと言われています。
『どぶ漬けドリンク』をするときに使用する氷
ジュースや飲み物、アルコールを冷蔵庫で冷やすよりも早く冷える方法がどぶ漬けドリンクです。氷水は、冷え切ってしまえば水温4度~5度をキープできます。ということは、中に入っているドリンクも同じ温度になります。ちなみにこの温度は日本人が一番好きなビールの温度なんです!
そういったどぶ漬けドリンクには最適な氷が3種類あります。
1.クラッシュアイス
できるだけ粒の大きいクラッシュアイスを使用するのがおすすめです。水との接地面が大きく、水を冷やすのに即効性があると言えます。また、飲み物の中に入れると溶けるのが早く、薄めて飲む飲み物などに入れる際はいいですが、味が薄まっておいしくない飲み物には不向きと言えます。
2.カットアイス
別名、カチ割氷とも言います。中に空気が入ることなく冷却されているため、溶けるのが非常に遅く、長い間氷水としてその効果を発揮します。大量にいれることによってクラッシュアイスと変わらい即効性を見せるのでお勧めです。また、ウィスキーのロックやコーラなどの炭酸などの薄くなってはおいしくない飲物にカチ割氷はおすすめです。
3.ブロックアイス
ブロックアイスの一番の利点は水を長い間冷やす持続性にあります。氷自体が大きく、溶けるのに時間がかかるためどぶ漬けドリンクでは一番オススメの氷となっています。また、比較的にほかの氷に比べると安価で人気があります。
『どぶ漬けドリンク』に必要な氷の量
一般的な50Lのクーラーボックスを目安に考えていただくと参考になるかと思います。
1.クラッシュアイス
50Lのクーラーボックスに対して5kgの氷を入れると1時間経たずして冷え切ります。ですが、1時間ごとに2kgずつ氷を追加する必要があります。
2.カットアイス(カチ割氷)
50Lのクーラーボックスに対して5kgの氷が必要で、1時間経たずして冷え切り、1時間ごとに1kgずつの氷の追加が必要です。
3.ブロックアイス
50Lのクーラーボックスに対して5kgの氷が必要で、1時間~2時間で冷え切り、1時間ごとに5kgの氷の追加が必要です。
ブロック氷の方が一見多く使うように思えますが、この氷の中で一番安価で、お得です。また、クーラーボックスを使用する際はこまめに蓋をしめることによって溶ける速度は各段に遅くなります。
費用削減!氷の作り方
【空パック氷】
家庭で簡単に準備ができるため費用を抑えられて節約に繋がります。使う際は、パックを切ってそのまま入れれば一番溶けにくいブロックアイスと同じように使うことができるのでオススメです。ですが、パックをはがす際に氷にパックの紙が付いてしまう場合があります。また、そのパックのごみも出てしまいます。
【ペットボトル氷】
空きペットボトルに水を入れて冷凍するだけなので、簡単にできます。どぶ漬けにする際も冷凍庫からそのままだして入れるだけでいいので、余分な作業がなくおすすめです。ですが、冷凍する際に体積が膨らんでしまい、冷凍庫に隙間なく詰めてしまうと冷蔵庫が破損する恐れがあります。そういった点に注意しながら作る必要があります。
【ビニール袋氷】
ビニール袋氷はビニール袋に凍りを詰めてできる氷嚢のようなものです。ビニールは水に入れると透明で目立つことがないでの、見た目を綺麗に保てます。また、ごみとなるビニール袋も比較的かさばらず、捨てるのも簡単なのでオススメです。作る際に袋を結ぶ必要があるので、少し面倒な面もあります。
冷やしておいしい!オリジナルカクテル
【アルコール】
サングリア
キール
【ノンアルコール】
バージンモヒート
バージンブリーズ
まとめ
夏には欠かせないドリンクを一瞬で冷やす「どぶ付けドリンク」の方法を今回はご紹介いたしました!冷蔵庫にいれてはすぐに冷えず、炎天下のなかぬるいドリンクはおいしくありません。そんなときに活用できるかと思います。また、冷やしておいしいオリジナルカクテルもご紹介いたしました。試してみたいカクテルはございましたか?どぶ漬けドリンクを活用して熱い夏を充実させてみてくださいね♪