『ネギ』がBBQに合う理由
ネギは焼くと甘みが出てシンプルに塩だけで食べれるほどおいしさがあります。そのままネギを丸焼きにするときは、三浦市産のねぎや、岩津ネギ、松本一本ネギなど太いネギがオススメです。
焼き方は簡単で、そのままネギをBBQコンロの上に置き焦げるまで焼いていきます。食べるときは焦げている一番外の層をめくり中の焦げていない部分を食べます。BBQコンロでじっくり焼くからこそ水分が飛ばず中に凝縮され、ジューシーで甘みのあるネギに仕上がります。是非BBQの際は丸ごと焼きネギをお試しください!
『ネギ』を使ったBBQレシピ4選♪
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『ネギ』を詳しく知ろう!
『ネギ』の歴史
日本には奈良時代に渡来し、古くから親しまれてきた野菜です。「日本書記」(720年)の仁賢天皇6年(493年)9月に、「秋葱」の名で登場するのが日本最古の記録といわれている。かなり古い時代からネギが栽培されていたそうです。また、日本に伝播される以前に太ネギ(根深ネギ)と葉ネギ(分げつネギ)に分化されており、両者が日本に渡来して全国へ普及し、それぞれの地域に土着したとされます。
『ネギ』の種類
ねぎは大きく分けて「白ねぎ(根深ねぎ・長ねぎ)」と「青ねぎ(葉ねぎ)」があります。東日本では白い部分を食べる白ねぎが好まれていて、西日本は根元まで青い「青ねぎ」が一般的になっています。どちらも食べる部分は「葉」となります。
白ねぎ
白ねぎは深いところまで土寄せをして日に当たらないようにすることで白い部分を多くしています。また、甘味があって煮込み料理や焼き鳥などに最適です。
青ねぎ
青ねぎは香りがよく、炒め物や薬味に活躍します。特に、BBQに使う際には炭で焼くため、炭の香りとネギの香りの相性はとてもよく、熱線や、コンロなどとは違う香りと甘みが出ます。
また、万能ねぎや奴ネギといった薬味に主に使われるネギもあり、その料理によって用途が違く、その料理に合ったネギがあるということも知っておいて損はないですね♪
『ネギ』の保存方法
ネギの基本的な保存方法は、新聞紙に包んで冷暗所または、蔵などの温度が一定の涼しい場所で保存するか、使いやすい長さにカットし、ラップまたはポリ袋にいれて冷蔵庫の野菜室で立てて保存します。白ネギ(根深ねぎ)はみどりの部分を切りおとして冷凍しておくと煮込み料理の時の肉の臭み取りとして使えます。
青ネギ(葉ネギ)は水でしめらせた新聞紙に包んで冷凍すると日持ちがよくなります。沢山ある場合は小口切りやみじん切りにして。密閉保存容器に小分けして冷凍保存しておくと、薬味が必要な時に便利です。その際、キッチンペーパーなどで水気をしっかりとっておくようにしましょう。冷凍したものは1ヵ月を目安に使い切りましょう。冷凍焼けの恐れがあります。
『ネギ』の栄養
ネギの葉ネギの部分には非常に沢山のβ-カロテンが含まれています。β-カロテンは体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAは目の神経伝達物質であり、とても重要な役割を果たします。また、活性酸素を抑え、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病から守ります。免疫力がアップする重要な栄養ということがわかります。
昔よく、「風邪をひいたらネギを首に巻いておきなさい」と聞いたことはないでしょうか。ネギがもつ特有のにおいのもとであるアリシンという成分がビタミンB1を活性化して、強い殺菌作用を起こします。さらに健胃、利尿、発汗、整腸、駆虫、去痰などの薬効作用があります。また、他の野菜はアルカリ食品であるが、ネギは硫化アリルを含み、体内で硫酸を生じて酸性となることから、酸性食品といえます。発芽してから抽台するまでどの生育段階でも食用として利用できます。緑色の部分は料理の彩に、白い部分は辛味や甘味を持つことから様々な料理に活かされています。
まとめ
どんな食材でも最大限おいしさを引き立てることのできる食材「ネギ」。時に、ネギだけでメインとなったりもします。そんなネギは、殺菌作用や免疫力増加などの様々な身体へいい影響を及ぼす栄養を持ち合わせ、まさにBBQに最適の食材だと言えます!そんなネギを活用してこのレシピを参考にBBQを楽しんでくださいね♪