BBQで『チョコレート』がオススメの理由
そのまま食べてもおいしいチョコレートですが、熱でとろけた甘さは誰もがつい笑顔になりますよね♪BBQの熱でカンタンに溶けるのですぐにできるメニューばかりです。ミルクチョコレートだけでなく、カカオ分の高いビターチョコレートやまったりとしたホワイトチョコレートを選ぶなど、チョコレートの種類を変えるだけで味わいも変化しますよ。デザートにぴったりのレシピを是非お試しください!
『チョコレート』を使ったBBQレシピをご紹介
手軽にできるデザートレシピを6種類ご紹介します。BBQならではの作って楽しい、食べておいしいチョコレートメニューです♪
スモア
海外のBBQで定番レシピであるスモアはマシュマロとチョコレートをクラッカーなどで挟んだものです。シンプルながらもふんわりとしたマシュマロにチョコレートの甘さ、クラッカーの食感がくせになります!
焼きチョコバナナ
見た目のインパクト大!簡単で豪快なBBQならではのデザートを楽しめます。
チョコレートフォンデュ
イチゴなどのフルーツやカステラにたっぷりつけて!アルミ皿で作ると片付けも楽々です。
チョコレートムース
BBQの最初に作って冷やし固めるだけ!食後のデザートレシピです。
マシュマロチョコホットサンド
濃厚チョコレートケーキ
そもそも『チョコレート』とは?
チョコレートはカカオという農産物からできています。カカオは赤道近くの高温多湿な地域で栽培される熱帯植物であることから、西アフリカや東南アジア、中南米がその産地。苦みや香りを多く含むカカオマスとまろやかな口どけを作り出すココアバターをカカオから取り出し、砂糖や乳成分を加えたものが一般的に販売されているチョコレートです。カカオそのものを目にすることはなかなかありませんが、最近では「Bean to Bar(ビーントゥバー)」といって、カカオ豆から製品を作るまで一貫して行うクラフトチョコレートも広まってきていますね。
『チョコレート』の歴史
チョコレートの歴史は古く紀元前に遡ります。古代カカオは通貨としても用いられ、エネルギーを与える「神様の食べもの」と称されていたほど特別なものでした。南米ではどろどろとした液体にスパイスなどで香りをつけたものが飲まれていましたが、その後スペインに伝わり、次第に蜂蜜を入れて甘くしたものを飲むようになりました。砂糖の普及やヨーロッパ各国に伝わることで「飲む」ドリンクから現在の「食べる」チョコレートに進化を遂げています。
日本に残されているチョコレートに関する最古の文献は、江戸時代のものだといわれています。日本チョコレート・ココア協会によれば、オランダと中国との交易があった長崎に記録が残されているそうです。その史料には、長崎の寄合町の遊女が、出島のオランダ人からもらって届け出た「しょくらあと 六つ」という記述があり、これが記録に残された日本で最初のチョコレートといわれています。当時、チョコレートは異国の不思議な食べ物として珍重されていました。
現代では、様々な加工方法が開発され、チョコレート単体でもブラックチョコレート、ホワイトチョコレート、ミルクチョコレート、他にも数十種類のチョコレートがあります。また、チョコレート単体で食べるのではなく、小さなケーキをチョコで加工したり、艶のあるチョコレートを作る際に使われる「テンパリング」という技術もあったりします。時代と共に様々な活用法が開発され、今後も進化を遂げていくことが予想されます。これから先、どのようなチョコレートが食べられるか楽しみですね♪
『チョコレート』の秘密
チョコレートは幅広い年層から愛されるお菓子の一つです。そんなチョコレートには人間の体にいい効果を表すとされています。
まず、集中力アップです。チョコレートに含まれるテオブロミンは大脳を刺激して、集中力や記憶力、思考能力を高めてくれます。受験勉強や、デスクワークの多い方などにはオススメで、長い時間集中しなければならない環境の中でチョコレートを食べて、集中力や記憶力をあげ、さらに脳に糖分をおくることによって疲労も軽減できるなど、様々ないい効果があります。ちなみに、テオブロミンには自律神経を調節する作用もあるので、リラックス効果も期待できます。
次に、アンチエイジング効果です。チョコレートに含まれる代表的な成分カカオ・ポリフェノールには、肌の老化を引き起こす活性酸素を除去する効果があります。また、ストレスを緩和させる作用もあり、エイジングケアへの効果が注目されているんです!
『チョコレート』の栄養について
甘く糖分が含まれることからダイエットに厳禁であるイメージの強いチョコレート。
確かに食べ過ぎはいけないのですが、単なるお菓子ではありません。チョコレートにも栄養成分が含まれています。その代表がポリフェノール。チョコレートにはカカオポリフェノールが含まれており、動脈硬化のリスク低減をサポートする作用があると言われています。カカオポリフェノールは血管内の炎症を軽減する働きがあり、結果として血管を広げることで血液が通りやすくなります。また、リラックス効果があるといわれている「テオブロミン」が含まれているので、仕事の一休みに一口、は理にかなっているのかもしれませんね。
栄養効果を期待する上で注意したいのはチョコレートの種類です。これらの栄養素はカカオに含まれているもの。そのため、砂糖が多いチョコレートよりもカカオ分の高いチョコレートを摂取することで期待できる作用となります。最近ではカカオ分70%以上と高い比率のものも気軽に買えるので、効果的に栄養素を摂取したいものですね。
『チョコレート』の保存方法
チョコレートバーなどの一般的なチョコレートは、22度以下を目安に保存するのがオススメです。夏場を除けば常温保存でも問題ないでしょう。ただし、暖房などによっては室温が上がる場合は注意が必要となります。また、冷蔵庫や冷凍庫に入れてしまいそこから常温で保存しようとすると湿気がチョコレートにまとわり、劣化の原因になります。一度冷蔵庫や冷凍庫に入れたらその日のうちに食べきるか、食べる分だけ出すようにしましょう。
また、直射日光や湿気もチョコレートを劣化させる原因となるため、高温多湿を避けられる場所に保存しましょう。もし、ご自宅にワインセラーなどがあるようでしたら、そこに保存するのがベストと言えます♪
まとめ
チョコレートは甘くておいしいだけでなく、様々な活用法があります。また、チョコレートにはリラックス効果やアンチエイジング効果があり、疲れたときや長いデスクワークなどに効果を発揮します。現代社会にはうってつけの食材ともいえるでしょう!ほかにも美容効果などもあり、女性には嬉しい効果ですね♪チョコレートを活用してBBQを盛り上げてみてくださいね♪