肉を更なる高みへ「漬け込み肉」がBBQに合う理由!
漬け込み肉と聞いて何を思い浮かべますか?鶏肉?牛肉?肉?定番の3種以外にも、ラムであったりジンギスカンであったりと漬け込み肉のレパートリーは無限大です。そんなお肉の漬け込みの仕方を今回はご紹介いたします♪
レシピを紹介する前に、漬け込みレシピのほとんどは染み込ませるのに時間を要します。BBQに行く前に準備をしておくか、朝一で漬け込み、お昼に調理を開始するなどの工夫が必要です♪
『漬け込み肉』を使ったBBQレシピ♪
鶏モモ肉を使ったオイスター漬け込み肉
Recipe
鶏モモ肉を使ったオイスター漬け込み肉
1
鶏肉はキッチンペーパーなどで水気を拭き取り、余分な脂肪や筋を取り除く。皮目にフォークで数ヵ所穴をあけ、塩こしょうを振る。
2
保存袋(ジップロック)に★漬けタレと鶏肉をいれます。冷蔵庫やクーラーボックスで3時間ほど置きます。
3
フライパンにサラダ油を引いて熱し、漬け込んだ鶏肉を皮目から焼きます。皮目からいれることによってうま味のある油がでて全体になじみ、フライパンに焦げ付きにくくなります。
4
中火で5~6分ほど焼き、焦げ目が付いたらひっくり返して弱火で5分ほど焼いていきます。
5
少し切り込みをいれて、火が通っていれば完成です。
6
食べやすい大きさに切って器にレタスとトマトを一緒に盛り付けます。
絶品漬け込み山賊焼き
Recipe
絶品漬け込み山賊焼き
2
大き目のボウルに★つけダレと卵を入れてよく混ぜます。
3
そこに余分な水分を取った鶏肉をいれてよく揉みます。
4
目安は2時間くらい漬け込みます。ジップロックに入れる場合はよく空気を抜きます、ボウルにいれる場合はラップを上からかけて空気に触れないようにします。
5
漬け込んだ肉に片栗粉を付けます。鶏肉の隅々まで付くように手で探りながらつけましょう。
6
鶏肉が入るくらいの油を熱して160~170℃くらいの油で7~8分揚げていきます。目安は片栗粉をいれてすぐにシュワシュワするくらいが目安です。一瞬ではじけるくらい片栗粉の様子なら温度が高すぎる可能性があるので気を付けてください。
7
揚げたら一度バットに上げて、油の温度を少し上げます。火力を揚げたときに油から音がなくなります。180℃超えた証拠です。火傷に気をつけながら1分ほど油に入れます。二度上げをすることによって油切れがよくなり、カラッとあがります。
8
二度揚げをしたら食べやすい大きさに切って完成です。付け合わせでキャベツとマヨネーズも一緒に盛ります。
豚バラ肉と玉ねぎの漬け込み肉
Recipe
豚バラ肉と玉ねぎの漬け込み肉
2
合わせておいた★つけダレを入れてよく揉みます。ラップをかけて冷蔵庫で1時間以上おいて味をなじませます。
3
フライパンに少量の油を引き、漬け込んだ玉ねぎと肉を炒めていきます。
漬け込むだけで柔らかステーキ オニオンソース
Recipe
漬け込むだけで柔らかステーキ オニオンソース
1
玉ねぎをすりおろしておきます。すりおろした玉ねぎをステーキの上下につけて玉ねぎで挟みます。ぴったりとラップをかけて冷蔵庫で2時間ほど漬けます。付け合わせ用として少し細切りの玉ねぎも用意して置きます。
3
フライパンにサラダ油を引いて強火で熱し牛肉をいれて3分ほど焼きます。焦げ目が付いたらひっくり返してさらに2分焼いていきます。
4
焼けたら熱い内にアルミホイルに包みBBQコンロの上など温かい場所に5分ほど置きます。レアステーキが苦手な場合は裏側を焼くときに弱火にして焼く時間を長くします。
5
肉の脂が残っているフライパンに漬け込みに使った玉ネギいれて炒めて、あめ色になったら★ソースベースをいれて弱火で煮詰めます。
6
肉を食べやすい大きさに切ってオニオンソースをかけて完成です。付け合わせのしし唐とミニトマトを乗せて完成です。
漬け込みカルビ
Recipe
漬け込みカルビ
1
すりおろす具材をすりおろしていく。ニンニクは肉に香りをつけ、玉ねぎは肉を柔らかくする効果があります。リンゴは肉に甘みを加えより、おいしさが引き立つ役目を果たします。
2
少し大きめのボウル、またはジップロックに★漬けダレをいれてそこに肉をいれます。
4
あとはフライパン、またはBBQコンロの上で焼いていけば完成です。
『漬け込み肉』を詳しく知ろう!
『漬け込み肉』のおいしさを引き立たせる要素
高級な霜降り肉は油がお肉全体に網の目のように入っているため、焼き加減が少々悪くても硬くならず、おいしく食べることができます。しかし、乳用牛や輸入牛の肩や、ももといった油の少ない赤身肉をおいしく食べるには、焼き方がとっても重要となってきます。手頃な価格の赤身肉を高級焼き肉に劣らない味わいに大変身させる調理法が「漬け込み肉」なのです。
おいしい焼き肉にとって重要なものが柔らかくジューシーな「食感」です。食用の肉は、保水性が低く水分やうま味が含まれる肉汁が流失しやすい状態。加熱すると、どんどん肉汁が出て、硬くなってしまいます。肉汁を逃さないためには、お肉を買ってきたらできるだけ早めにタレに漬け込むのがオススメです。
お肉には核酸系のうまみ成分であるイノシン酸が多く含まれます。そのまま焼いて食べてもおいしいのですが、イノシン酸はアミノ酸系のうまみ成分であるグルタミン酸と合わせることで、うまみが何倍にも強く感じられるという特徴があります。たれには、しょうゆや香味野菜由来のグルタミン酸が多く含まれています。だから、お肉と一緒に食べることでうまみの相乗効果が起き、お肉のうまみをさらに引き出してくれるのです。
『漬け込み肉』の保存方法
漬け込み肉の保存方法は、基本的に冷凍可能です。冷凍することによって繊維が壊れ細胞内の隙間の水分が凍って膨張します。解凍するときにその隙間にタレが染み込む効果もあります。保存期間は大体2~3週間以内には解凍して、召し上がってください。それ以上は冷凍焼けをする恐れがあります。保存するときは、できるだけ空気を抜き、冷凍庫の隙間などに入れないようにしましょう。水分を多く含むので冷凍庫のラック内にパンパンに詰めると膨張してラックや冷蔵庫が壊れてしまう可能性があります。
まとめ
どんなお肉でも値段や味を関係なく一段階上のお肉に変化させる調理法「漬け込み肉」そのレパートリーは無限大で、自分の好みに合わせて甘さ、しょっぱさ、辛さなどを選べます。自分の好みやBBQをする仲間の好みでオリジナルの漬け込み肉を作ってみてもいいと思います。漬け込み肉でより楽しくおいしく、充実したBBQになること間違いないです!是非試してみてくださいね!♪