家で下処理 当日楽なBBQメニュー 前菜編
BBQ当日に炭をおこして肉が焼けるまでには、少し時間がかかります。そんなときに役に立つのが、気軽につまめて小腹を満たしてくれたり、アルコールのお供にもなったりする前菜です。
そんな便利な前菜も、BBQ場ですぐに食べられるように、家で下処理していきましょう。家で下処理しておけば、余計な鍋などを持っていく必要もありません。BBQが本格的に始まるまでの間の話題作りにももってこいです。家で下処理してきた前菜は、みんなに喜ばれること間違いなしです。
サーモンテリーヌ
家で下処理をすることのメリット
BBQの前日に家で下処理をすることのメリットは、驚くほどたくさんあります。
① 現場での手間を減らせる
事前に味をつけていけば、BBQ当日に調味料を持っていく必要がありません。また、余分な包装は捨てていけるので、現地でゴミを分別する手間が省けます。
② 味をしみ込ませられる
じっくりと漬け込むことで、味が染みて美味しくなる食材もあります。また、お肉などをマリネしておくと、柔らかくジューシーになります。
③ 食中毒のリスクを減らせる
肉や魚など鮮度が落ちやすい食材は、炎天下で下ごしらえすると食中毒が心配です。自宅で処理をすることにより、リスクを減らすことができます。
このように、家で下処理をすることは、現場での手間を減らすだけでなく、衛生面や味の面でもメリットがあります。
持参するときに気を付けること
BBQは基本的に屋外で行うため、衛生面は普段の食事以上に気を付ける必要があります。特に気温の高い時期には、クーラーボックスや保冷バッグで持って行くようにしましょう。
さらに、冷凍が可能な食材ならば、冷凍して持って行くという方法もあります。イチゴやキウイ、パイナップルなどのフルーツは、ヘタを取ったり皮をむいたりした状態で凍らせておきます。BBQ場で食べるときには、半解凍の状態ならシャーベット感覚で楽しむことができます。また、保冷剤の代わりになって、他の食材を冷やすことにも使えます。
食材別下処理方法
前日に下処理をして、ジップロックに入れて持って行きましょう。お肉には、塩コショウをしておきましょう。
牛肉
牛もも肉
・ジップロックに入れた牛もも肉400gに、1/2カップのビールを入れて軽くもみます。
牛ステーキ肉
・ジップロックに入れた牛ステーキ肉1枚に、コーラ大さじ2を入れて軽くもみます。
牛肩ロース
・ジップロックに入れた牛肩ロース肉400gに、すり下ろしたリンゴやキウイ大さじ4を入れて軽くもみます。
鶏肉
骨付き鶏
・ジップロックに入れた骨付き鶏もも肉1本に、カレー粉小さじ1、ヨーグルト大さじ2、ケチャップ大さじ1を入れて軽くもみます。
鶏もも肉
・ジップロックに入れた鶏もも肉1枚に、ガーリックパウダー・チリペッパー各小さじ1、白ワイン大さじ2を入れて軽くもみます。
鶏むね肉
・ジップロックに入れた鶏むね肉1枚に、すり下ろしニンニク・チリペッパー小さじ1、ココナッツミルク大さじ2を入れて軽くもみます。
豚肉
豚ロース
・ジップロックに入れた豚ロース肉1枚に、すり下ろしニンニク小さじ1、塩麹大さじ1を入れて軽くもみます。
豚スペアリブ
・ジップロックに入れた豚スペアリブ400g枚に、しょうゆ・ごま油・はちみつ・コチュジャン・酒を大さじ2、すりおろしニンニク・すりおろしショウガ各大さじ1を入れて軽くもみます。
豚肩ロース
・ジップロックに入れた豚肩ロース1枚に、レモン果汁・オリーブオイルを大さじ1、ハチミツ・粒マスタード小さじ1を入れて軽くもみます。
まとめ
バーベキュー上級者ほど、現場での作業はシンプルでスムーズです。それは、家で下処理をきちんとしてきているからなのです!家でやれることをやっておけば、当日のBBQ準備で慌てることもなく、BBQで焼くことに専念できますよね。今回は、家で下処理をして当日楽なBBQについてご紹介しました!ぜひ、BBQにこの方法を取り入れてみてくださいね!