スモークインフューザーとは
スモークインフューザーとは、簡易型燻製器のことです。
微量のスモークチップを燃やすことでできた煙で食材を燻すことによって、気軽に燻製を作れるという画期的な商品です。熱源を必要とすることもなく必要な時間も少なくて済むので、気軽に燻製を楽しむことができます。効率よく食材を燻製できて完成までに要する時間はほんの数分という、画期的な商品なのです。
スモークインフューザーの使い方
多くのスモークインフューザーは、スモークチップの煙を先端にあるチューブから送り出す構造になっているため、使い方は非常に簡単です。メーカーによって使い方は異なってきますが、基本的な使用方法は下記のようになります。
① 燻製にする食材を、密閉容器やジップロックなどに入れます。
② 本体に付属のスモークチップを入れます。
③ 先端にあるチューブを①に入れます。
④ 電源を入れてからライターでチップに着火します。
※マッチでの着火は、マッチの臭いが移るのでおすすめしません。
⑤ ①内にスモークが充満したら電源を切ります。
⑥ 完成するまで数分待ちます。
スモークインフューザーのメリット
通常の燻製はチップを過熱した熱が食材に影響しますが、スモークインフューザーは食材に熱が直接は影響しません。そのため、生野菜の燻製やアイスクリームの燻製など、今まで実現が不可能だった燻製を作り出すことができてしまうのです。
また、加熱する範囲も非常に小規模なので、通常の燻製に比べて火災などの危険性が低くなります。さらに、発生する煙は通常の燻製に比べると非常に少ないです。その煙を小型の密閉容器などに閉じ込めるので、煙の臭いが部屋の中などに充満してしまうという心配がほとんどありません。
スモークインフューザーがBBQにぴったりの理由
スモークインフューザーは非常にコンパクトで、本体だけならテレビのリモコンよりも小さなサイズが主流です。かさばらずに重くもなく持ち運ぶ手間もかからないので、持って行く荷物を多くしたくないBBQにぴったりです。
また、スモークインフューザーは、電源を必要としない乾電池タイプがほとんどです。BBQ場でも電源が完備されているところはまだまだ少ないので、コンセントを必要としない乾電池式の燻製器はBBQにぴったりです。
さらに、いくら煙が少ないと言っても、使用中にもれる煙や開封するときの煙は気になるもの。室内と違い屋外で行うBBQでは、これらの煙や臭いを気にせずに、思う存分燻製を楽しむことができます。
BBQにおすすめのスモークインフューザー
国内外のいくつかのメーカーから、スモークインフューザーは発売されています。 その中でも、価格やサイズ、使いやすさで考えると、BBQにおすすめのスモークインフューザーは、次の商品になります。
LITHON(ライソン)スモークインフューザー〜燻製器〜
商品番号:KDZ-002V
電源:単3電池2本
本体サイズ:約W6×D3.7×H12.5cm
チューブ長さ:約25cm
本体重量:約310g(単3電池2本分の重さを含む)
LITHON(ライソン)は、コーヒーメーカーやワッフルメーカーなどの家電や、テントなどのアウトドア商品を企画・販売している大阪の会社です。
「誰もが見たことも、感じたこともない、全く新しい " 世界初 " の商品」を発売することを目指しているとのことで、今までになかったおもしろい商品を多数生み出しています。
この商品には、サクラ・オニグルミ・ヒッコリーといったスモークチップ3種類がセットになっています。買ったその日から燻製が楽しめるお手軽さも、おすすめの理由です。
スモークインフューザーにぴったりの食材
スモークインフューザーの大きな特徴は、食材にほとんど熱が伝わらないことです。 加熱すると溶けてしまったり、食感や風味が変わってしまったりするものが、スモークインフューザーでも燻製におすすめです。
チョコレート
サクラのチップなどを使用すると、洋酒にも合う風味になります。
ジュース
100%果汁ジュースや炭酸ジュースなど、どんな種類のドリンクでも深みのある味になります。
まとめ
今回は、BBQに持って行くべきスモークインフューザーについて解説してきましたが、いかがでしたか?通常の燻製と違って食材を加熱しない調理方法なので、どんな食材も鮮度を保ったまま香りづけできます。失敗を恐れずに、色々な食材の燻製を作ってみてください。BBQの楽しさの中なら、失敗も楽しいイベントになるに違いません!?スモークインフューザーをポケットに入れて、さあ、BBQに出発しましょう!