冬料理の定番「おしるこ」を夏のBBQに登場!アレンジレシピをご紹介いたします!
冬や寒い時期はおしるこが恋しくなりますね!おしるこを作ろうとお正月に沢山お餅とあんこを買いすぎてしまった経験があるのではないでしょうか!そんなお餅とあんこを使ったアレンジレシピと基本的なおしるこの作り方も併せてご紹介します♪
『おしるこ』を使ったBBQレシピ4選♪
基本的なおしるこの作り方
Recipe
基本的なおしるこの作り方
1
まず、小豆を洗います。綺麗に見えて以外に汚れがついていることがあります。しっかりと何回か濯ぎましょう。
2
小豆を鍋に入れ、水をたっぷり入れて強火で沸騰させます。少し沸騰させて灰汁(アク)がでたら水をすてます。
4
2回繰り返したら新しい水を12カップ入れて強火で沸騰したら弱火にします。
5
灰汁を取りながら小豆が柔らかくなるまで2時間煮てください。
6
小豆が柔らかくなったら砂糖を3回に分けて入れていきます。一回入れるたびに5分くらい煮てからいれます。最後に塩を入れます。
8
餅に焼き色が付いたら煮込んだ小豆の中にいれておしるこの完成です。
Point!
小豆を煮る時に塩を入れるのは味をしめるために入れます。その塩を入れすぎるとしょっぱく仕上がるので必ず分量を守ること。
黒ゴマおしるこ
Recipe
黒ゴマおしるこ
2
鍋に水150mlを入れて火にかけ、沸いたら火からおろします。湯が熱い内に練りごま(黒)、砂糖、塩を加えて泡だて器などでよく混ぜます。
3
更に牛乳を注ぎ入れ混ぜたら、再び火にかけます。弱火にして、ヘラなどでゆっくりと混ぜながら温め、熱気が立ったら、片栗粉と水を合わせて水溶き片栗粉を作り、加えてとろみを付けます。
4
切り餅を焼いて、ごまのおしるこに浮かべて完成です。餅は茹でてもレンジがあればそちらでも大丈夫です。BBQコンロでやる場合はあまり強い火の上に置かずに弱火でじっくりと炭で焼くとお餅が外はカリッと、中はもちもちに仕上がります。
Point!
練りごまは油分が多く、冷えているとダマになりやすいので、温かいとこに入れると溶けやすく調理しやすいです♪また、牛乳を加えてからは沸騰させないように注意が必要です。牛乳が沸騰すると膜がはってしまいます。
リメイク!おしるこどら焼き
Recipe
リメイク!おしるこどら焼き
1
ボウルとザルを用意してあんこと汁に分けていきます。この時にあんこの粒を潰してしまわないように注意しながら分けましょう。
2
ボウルに残った汁は合わせて115gになるように牛乳を混ぜて加えます。汁が多く、牛乳が入らない場合は少しすてて最低でも40gは入るようにしましょう。
3
そこに卵を加えて混ぜて、ホットケーキミックスをいれてさらに混ぜます。色が少し暗くなりますが、焼くとホットケーキの色になります。
4
フライパンを温めて、サラダ油を薄く延ばします。そこに、ホットケーキの生地をながしていきます。ホットケーキは生地の状態で厚さ2~3mほどまで伸びます。それを意識して入れるとちょうどいい大きさになります。
5
両面しっかり焼けたらどら焼きとなるパンケーキの内側にバターを塗っていきます。この時、お好みで多めに塗ってもかまいません。
6
餅を一口大に切り、フライパンで柔らかくなるまで焼きます。
7
どら焼きにあんこと柔らかくなった餅を乗せて挟んで完成です。
Point!
このどら焼きはアレンジが簡単で、中にカスタードとあんこをいれてもおいしいですし、あんこの種類を白あんに変えてみてもまた違った味わいになり、オススメです!
お餅のフレンチトースト風おしるこ
画像memo:お餅でフレンチトースト・・・びっくりするかもしれませんが意外と合うのです!写真のようにたっぷりなあんこをかけて召し上がり♪
Recipe
お餅のフレンチトースト風おしるこ
1
牛乳と卵、砂糖、バニラエッセンスをしっかりと混ぜ合わせてきます。これがベースのアパレイユとなります。
2
餅はアパレイユに漬ける前にフライパンに油を引いて柔らかくなるまで焼いていきます。
3
餅が柔らかくなったらアパレイユをつけて焼きます。
4
片面に焼き目がついたら再びアパレイユにくぐらせてもう片面焼きます。こうすることによってしっかりとアパレイユの味が付き、よりフレンチトーストのような味わいになります。
5
両面しっかりと焼き上げたら器に盛り付けお好みで粉砂糖を振りかけます。
『おしるこ』を詳しく知ろう♪
そもそも『おしるこ』とは
おしるこの起源は江戸時代に誕生した「すすり団子」という料理であることが文献にのこされています。すすり団子は、もち米とうるち米を混ぜ合わせて作った餅で、小豆を粉にした汁で煮て塩味をつけたものに、当時は貴重で高級品であった「白砂糖」を振りかけた団子汁だったそうです。
当時、すすり団子は甘未として食べられていたのではなく、お酒を楽しむ際の肴だったようです。塩味でしょっぱかったのがおしるこの起源なのです。
あんこの栄養素
おしること言えばあんこ。そんなあんこの栄養がすごいんです!あんこにたっぷりと含まれている栄養成分は「ポリフェノール」と「鉄分」です。あんこの栄養成分のポリフェノールが悪玉コレステロールの上昇を抑え、血管を大掃除してくれるのです。抗酸化物質であるポリフェノールは血管にとって大切な栄養成分なのです。また、小豆をあんこにすることで誕生するメラノイジンという成分もまた抗酸化物質で、ポリフェノールとメラノイジンが加わることで、赤ワインより強い抗酸化力を持ちます!
もう一つの多く含まれいる栄養成分の「鉄分」は冬に多い肌トラブルを解消するのに欠かせない栄養成分です。冬の肌トラブルと言えば乾燥です。乾燥や肌荒れの原因はコラーゲン不足です。そのコラーゲンを作るには鉄分が必要不可欠なんです!コラーゲンはたんぱく質・鉄分・ビタミンCがあれば体内で作れます。鉄分が不足すると肌トラブルに繋がるんですね。
『おしるこ』の保存方法
おしるこの常温管理は基本1日程度で、調理後冷蔵庫で保存しても2日が限界だと言われています。そのため、よくオススメされる方法は冷凍保存です。
タッパーなどの密閉できる容器におしるこをいれてしっかりと冷まします。冷まさずに冷凍すると周りの冷凍食品を溶かして味をそこなう可能性があります。なので、しっかりと冷ましてから空気が入らないように冷凍します。
冷凍したあとは20日ほどを目安に食べるようにしてください。また、ことの時にお餅を一緒に冷凍するのはオススメできません。お餅は冷凍して解凍しても、もちもち感はなくパサついた食感で解凍されることが多いです。ジップロックなどにいれて空気を抜いて冷凍しておくと解凍は湯銭などでできて簡単です。
まとめ
日本を代表する冬の食べ物「おしるこ」を今回はBBQでもできるアレンジレシピをご紹介いたしました。おしるこのレパートリーは様々で、あんこだけでなく様々な方法でお餅を楽しめる形式の料理だとおもいます。また、栄養価も高く、人間に必要とされる栄養がしっかりと入り、BBQにも普段の食事にも欠かせない食材ということがわかります。是非、このレシピを活用してBBQを盛り上げると共に健康対策も一緒におこなってみるのはいかがでしょうか♪