BBQで『長いも』がオススメの理由
長芋は日本で古くから親しまれ、芋の中でも生で食べられる数少ない種類の芋です。食べ方は様々あり、煮物にいれたり、輪切りにしてステーキにしたり、定番のすりおろしてとろろにしたりといろんな食べ方があります。特に醤油と相性がよく、薄く切って醤油とわさびで風情ある食べ方もオススメの一品です。長いもは火を入れることによって食感が変わります。その秘密はでんぷんにあり、すりおろしたものを加熱するとその食感はもちもちに固まり、揚げればサクッとした食感のせんべいのような状態になったりもします。いろんなアレンジ料理で自分好みの長いも料理を見つけてみるのもまた楽しいかもしれませんね♪
また、長いもを調理するうえで痒くなった経験はありませんか?長いもの痒みの原因は皮の付近に多く含まれる「シュウ酸カルシウム」という成分の結晶です。この結晶は針のようにとがった形で束状につながっています。山芋の皮を剥いたり、すりおろす際にその束がバラバラになって皮膚に突き刺さることで、その刺激が痒みになるというわけです。よくアレルギー勘違いされる方が多いですがアレルギーではありません。ただし、食べたあとに腹痛や嘔吐などした場合はまた別の症状ですので検査をする必要があるかもしれません。
痒くなった時の対処法もございます。痒くなったら酢を少し塗って洗い流すと効果的です。シュウ酸カルシウムは酸に弱いです。酢は酸性なので痒みは収まると思います。また、熱にも弱く40℃前後のお湯で洗い流すのも効果的と言われています。是非試してみてください♪
『長いも』を使ったBBQレシピをご紹介
長いもの醤油バターステーキ
長いもとエビのチーズ炒め
油は少量!フライド長いも
長いもサラダ 特製ドレッシング
そもそも『長いも』とは?
長いもの旬は10月~3月ですが、貯蔵性が高く、土の中で冬を越し、翌年の春に収穫する春彫り長いもというものもあります。基本的に通年で回っている野菜です。
そんな長いものおいしい長いもの選び方があります。
①皮が薄くハリがあり、表面に傷や黒い斑点がない綺麗なものを選びましょう。
②表面にあるひげ根と言われるものが多い方が粘りが強くおいしい長いもと言われています。
③長いもは乾燥に弱いのでおがくずいに入ったものや真空包装で売られているものがおすすめです。
『長いも』の栄養について
長いもといえばその粘りです。オクラや納豆と同じもので、胃腸を保護する効果が期待でき、消化にも優れています。
また、消化酵素であるジアスターゼという成分が豊富にふくまれており、長いもの主成分であるでんぷんを消化するのを助けてくれます。そのため、サツマイモやジャガイモを生で食べられないのに対して長芋は生で食べられるというわけです。
ほかにも、食物繊維も豊富で便秘や血糖値上昇などに効果があります。全体的に消化や胃腸のサポートしてくれる野菜でお酒やストレスで腸内環境を整えたりする際に役に立ちそうな野菜ですね♪
まとめ
BBQではアルコールや脂っぽいお肉、消化に悪いものを沢山食べる機会ではあると思います。その中に一品、長いも料理を入れることによって胃や腸の働きをサポートして体調も気遣いながらBBQができます。これを知った以上、長いもはBBQに必須だと思いますね♪そんな長いもをよりBBQらしく、おいしく食べるレシピをご紹介しました!是非参考にしてみてくださいね♪