防火マットとは
防火マットとは、火気全般から対象物を保護する目的で使用する安全用品のことです。 難燃素材のガラス繊維などから作られている、シート状のもののことを指します。 もともとは、建設・工事現場などで溶接等を行う場合に、壁面や床面を守るために使われていました。
今では、BBQグリルの下や薪ストーブの周辺に敷くことにも使用されています。 折りたたんで収納できたり、必要な分だけカットして使用できたりします、幅・厚さ・長さなどは製品によって異なります。 「防炎シート」「耐火シート」などとも呼ばれる場合もあります。
おすすめの防火マット
サイズ：(約)80×60cm 収納サイズ：15×1.5×20cm 重量（付属品含む）：（約）270g 材質：ファイバーグラス 連続使用温度：（約）500℃
BBQグリルの下に敷くと、こぼれた灰や火の粉から、芝生やウッドデッキを守ってくれます。 卓上で使用する場合は、テーブルクロスのようにしても使用できます。 二つ折りにして使用すれば、効果がさらにアップします。
断熱シートのような効果も生み出してくれて、グリルからの熱をやわらげ、テーブルへの焼けあとや焦げを付きにくくします。 土の地面に敷いて使用する場合には、ペグが付いているので、四隅をペグで固定することができます。
サイズ：（約）W100×D100cm 収納サイズ：（約）W33×D20×H5cm 重量（付属品含む）：（約）460g 材質：ガラス繊維（両面シリコン加工） 連続使用温度：（約）250℃
ユニークな名前に、まずは引き付けられますが、非常に高性能です。 折りたたみ時はコンパクトになり、持ち運びに便利です。 また、収納バッグが付属しているので、汚れた場合でも収納バッグに入れて保管することができます。 燃えにくいガラス繊維を採用していて、火の粉が飛んだ場合や、焼けた薪などを誤って落下させてしまった場合に地面への延焼を防ぐことができます。
また、両面にシリコン加工をしてあるので、汚れが付いた場合にも簡単に汚れを拭き取ることができます。 特徴的な八角形をしているので、複数人でBBQをするときにも使いやすい形状です。
サイズ：（約）W50×D50cm 収納サイズ：（約）25.4 x 15.8 x 5.2 cm 重量（付属品含む）：（約）360g 材質：カーボンフェルト 連続使用温度：（約）700℃
可愛らしいフェルトタイプのシートで、触り心地はフェルトそのものです。 優しい手触りで、ガラス繊維のように触ったときにチクチクすることが少ないです。 サイズは小ぶりなので、床に敷くというよりはテーブルに敷く場合に適しています。
火の粉が落ちた箇所は変色しないで、フェルト繊維が潰れたような感じになります。 フェルトの細かい繊維が灰を絡めてくれます。 シート上に落ちた灰などが、風で飛びにくいというメリットがあります。
「防火」と「不燃」について
「防火」や「防炎」ですが、「不燃」とは何が違うのでしょうか。
「防火」や「防炎」とは、燃えにくいということを指します。 もともと、シートなどは石油製品なので、燃えやすい性質があります。 それに防火加工や防炎加工を施すことで、火の粉や炎が当った部分だけが焦げるようにして、全体が簡単に燃えないようにしました。さらに、もし着火してしまっても、自己消火性により延焼の拡大を防ぎます。
これらの能力を「防炎性能」と言います。
簡単に言ってしまうと、「燃え広がらない性能」のことを「防炎」と言います。 「不燃」は、「そのもの自体が燃えないこと」を言います。 防火シートは、そのもの自体が燃えないということではないので、注意が必要です。
まとめ
今回は、BBQ初心者にぴったりな防火マットとその選び方について解説してきましたが、いかがでしたか？
楽しいBBQが終わったら、芝生はコゲコゲ、ベランダの床は穴だらけなんて、テンションが下がってしまいますよね。 BBQ前に、防火マットを敷くというひと手間で、後片付けが非常に楽になったりもします。 防火マットは、炭火でのBBQには必須アイテムなのです。 BBQに防火マットを取り入れて、楽しく安全なBBQを楽しみましょう！
