BBQで『ハマグリ』がオススメの理由
ハマグリは二枚の貝殻がぴったりと重なり合うことから「夫婦円満」の意味で演技がいいとされる食べものです。ひと昔前やいまでも結婚式にハマグリのお吸い物がでるのはこの為で、一生一人の人と寄り添い続けるという願いが込められています。また、3月3日ひまなまつりやお食い初めにも縁起を招くとされ、欠かせない食材です。ハマグリをBBQで使うことによって縁起もよくて楽しいBBQになること間違いなし!また、ハマグリはお吸い物だけでなく浜焼きのようにそのまま焼いてもおいしいです。そんなハマグリのおいしい食べ方もご紹介いたします!その前に下処理の仕方を教えます!BBQに行く前に家で簡単にできるので是非試してみてください。
下処理方法
①水600mlに対して塩を大さじ1いれます。
②塩が完全に溶けるまで混ぜ、ハマグリをいれます。※しっかりと塩水に浸るようにします。
③ハマグリが多い場合は水とその分の塩を増やします。
④②にアルミホイルをふわっと被せ、冷蔵庫に2時間ほど置きます。
⑤2時間ほど経ったらハマグリをよく洗い流します。※ハマグリの殻は結構汚れています。
⑥これでうま味を閉じ込め、程よい塩気がハマグリにつきます。
この砂抜きの方法はほかの二枚貝にも有効です。是非試してみてください♪
『ハマグリ』を使ったレシピをご紹介
焼きハマグリ
ハマグリは基本的に焼けた方の貝柱が外れて口を開けます。そのため勢いよくあいて逆さになることも少なくありません。逆さになるとせっかくハマグリから出た汁がこぼれてしまします。そうならないためにハマグリの殻の上の部分をハサミや包丁で少し切り落としておくと開かず少し口を開ける程度になります。
そうなったら外したい方の殻の貝柱を切り離して再度焼き始めることができます。この時に殻はとても熱くなっているので軍手などを活用するといいでしょう。
ハマグリのスープBBQアレンジ(浜吸い)
ハマグリのエスカルゴ風バター焼き
ハマグリの海鮮パエリア
そもそも『ハマグリ』とは?
ハマグリは北海道南部以南、朝鮮、中国、台湾など広く分布し、淡水の流入するところで干潟から水深12メートル前後までの浅瀬にいます。国内沿岸では昭和の終わりころから工場の増加から水質汚染が増え、激減していて絶滅にひんしていました。ですが、2002年に漁協などが試験放流をはじめ、2007年からはようやく出荷出来るまでになり、2011年には約50トンまで出荷も回復したようです。主な産地は、鹿島灘が最も多く、茨城県が全国の7割ほどを漁獲しています。次いで熊本県や千葉県、それに三重県となっています。
美味しいハマグリの選び方
ハマグリは基本的に死んでいるものは食べられません。殻の中にいてどうやって死んだハマグリか、生きているハマグリなのか調べるのかというと、いくつかあります。
1つ目は、単純に臭い匂いがするものは絶対にだめです!中の腐敗が進むと臭くなります。
2つ目は、殻同士を叩いてみてどちらも「カチッ」といい音がすると生きています。逆に死んでいると「ぼこ」と鈍い音がします。
この二点を活用して是非おいしいハマグリを食べてくださいね♪
『ハマグリ』の栄養について
ハマグリの最大の特徴は豊富な鉄分です。貧血気味な方などにおすすめです。また、野菜などからはほとんど摂取することができないビタミンB12が豊富に含まれています。ビタミンB12はDNAの合成や調整に深く関わっており、正常な細胞の増殖を助ける働きがある他、神経を正常に機能させる働きがあります。ほかにも、タウリンや亜鉛、ミネラルを豊富に含み。コレステロールを下げ、動脈硬化や高血圧を予防する効果などがあるとされています。
まとめ
ハマグリはおいしいだけでなく、縁起もいいとされる食べ物ということはわかっていただけたでしょうか!BBQをされる仲間たちの今後の幸せを願いつつ、おいしく楽しいBBQになること間違いなし!そんなハマグリを是非BBQに活用してみてはいかがでしょうか♪