BBQのシメにはパイナップルがぴったり
太陽の光をたっぷりと浴びたパイナップルは、ビタミンA・ビタミンC、そして疲労回復効果のあるビタミンB1を特に多く含んでいます。水に溶けない不溶性の食物繊維も豊富なので、パイナップルと一緒に水分をたっぷり摂れば便秘の予防改善も。また、パイナップルは「肉を柔らかくする効果がある」と言われますが、これはブロメラインという栄養素のたんぱく質を分解する働きによるものです。消化を助けてくれる作用もあります。しかし、ブロメラインは火に弱く加熱すると効果が失われてしまうため、消化の促進効果を期待するならBBQの最後には生のパイナップルを。
パイナップルを使ったBBQレシピ
パイナップルのベーコン巻き
やわらかパイナップルポーク
ブラジルの定番デザート・パイナップルソテー
チョコレートフォンデュ
パイナップルの旬と食べごろの見分け方
パイナップルはバナナのように追熟することができないため、スーパーでおいしいパイナップルを選ぶことが重要です。基本的には食べごろのものが店頭に並んではいますが、その中でもおいしいものを見分けましょう。
・葉っぱが緑色
・ツヤがある
・甘い香りがする
・下の方がふっくらしている
・ずっしりとしている
葉っぱは緑色でピシッとしているものを。実は緑がかっていても熟していることもありますが、黄色っぽくツヤがあるものを選びましょう。パイナップルのお尻の部分から甘い香りがすれば熟している証拠です。下の方がふっくらとした形のものは、より甘いんだとか。水分を含みずっしりと重たいこともチェックポイントです。
日本国内の流通量の8割以上を占めているフィリピン産のパイナップルは、5月〜7月頃が旬。国産のパイナップルの産地はほとんどが沖縄県で、5月〜8月ごろが旬です。とはいえ1年を通してどこでも手に入るパイナップルは、BBQの食材として重宝します。
簡単!パイナップルの切り方
かたい葉とトゲトゲした皮で一見切りづらそうに見えるパイナップルですが、慣れてしまえばとても簡単。パイナップルの基本的な切り方を覚えちゃいましょう。
①パイナップルの頭の部分とお尻の部分を切り落とす
②パイナップルを立てて置き、縦に半分に切る
③半分に切ったパイナップルを寝かせて縦半分に切る
④さらにもう1度、縦半分に切る
⑤8等分になったパイナップルの芯の部分を切る
⑥皮と実肉の間に包丁を入れて皮を切り離す
⑦約2cmくらいの幅に切る
まとめ
お肉を柔らかくして消化も促進してくれるパイナップルはBBQにもってこい!1個買っておけば、食事からデザートと様々な料理に使えるので大活躍間違いなしです。通年手に入れることができるので、ぜひBBQの定番食材にパイナップルを加えてみて下さいね。