スキュアーとは
スキュアーとは、本来ブラジリアンバーベキューである「シュラスコ」に使う串のことをいます。
シュラスコとは、ポルトガル語でＢＢＱという意味で、大きな串に刺した塊肉を焼いて、大きな包丁で切り落としてサーブしていくブラジル料理です。 日本での知名度も、かなり上がってきているので、テレビなどで見たことのある人も多いのではないでしょうか。
そのシュラスコに欠かせない串を、「スキュアー」といいます。しかし、最近ではＢＢＱに使う串のことを、「スキュアー」と言って販売しているメーカーが増えてきています。
串焼きＢＢＱに向いている食材について
串焼きＢＢＱを成功させるコツは、適している食材を選ぶということです。
肉類
肉類は、串に刺しやすくて型崩れがしにくので、基本的にはどんな部位でも向いています。特に、牛肉では肩ロースやサーロイン、鶏肉ならもも肉、豚肉なら肩ロース肉が手軽でおすすめです。火がよく通るように、厚すぎないように大きさを揃えてカットすることがポイントです。煮込み料理用の牛すね肉や肩肉などは固まり肉で見栄えはよいですが、筋が多いので向いていません。
野菜類
タマネギやパプリカ、ミニトマトやマッシュルームなどは、串に刺しやすく焼いても崩れにくいので向いています。彩りの良い野菜を入れると、ますます見た目もよくなります。柔らかく型崩れしやすい芋類や、火が通りづらい根菜類などは不向きです。
魚介類
ホタテやエビは、刺すときに崩れにくいので適しています。魚介類があると、見た目にも豪華になりますよね。鮭などは炭火で焼くと美味しいですが、身が崩れやすいので向いていません。
失敗しないコツ
食材の大きさを揃える
食材の大きさが揃っていないと火の通りにムラが出てしまって、生焼けになったり焦げてしまったりします。大きさを揃えてカットするようにしましょう。また、肉と野菜を彩りよくミックスするなら、肉を薄めに切ることがポイントです。
長めの串やスキュアーを使用する
コンロからはみ出るくらいの長さの串やスキュアーを使用しましょう。金属の串やスキュアーは、食材の中まで早く火を通してくれます。 しかし、持ち手が熱くなってしまうので、ステンレス製や持ち手に木製の柄がついているものがおすすめです。
食材にオリーブオイルを塗る
網を使ったＢＢＱよりも焼く時間が長くなるので、食材から水分が飛びがちです。食材にオリーブオイルを塗ってから焼くと、水分やうま味を逃がしません。
おすすめの串やスキュアー
コールマン ステンレススキュアー
サイズ：33.5cm 重量：20g（1本あたり） 材質：ステンレス 入り数：6本
シンプルで丈夫で、先が尖りすぎていないので安心です。持ち手までオールステンレスで、コールマンのロゴが入っています。多くの食材を刺しても負けないような頑丈なつくりで、長く使えます。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) BBQ ダブルスキュア 2本組
サイズ：32.5cm 重量：151.99 g（梱包時） 材質：ステンレス 入り数：2本
串の部分が２本あるダブルスキュアなので、肉や食材が回らずに焼けます。取り外して洗える便利な串抜き金具付です。串の先に養生がされており、安全面での対策も取られています。
ユニフレーム ツインスキュアー 400 4本組 665695
サイズ：40cm 重量：180 g（梱包時）
材質：串：SUS304フルハード、柄：天然木・ステンレス鋼 入り数：4本
ダブルスキュアなので、肉や食材が回らずに焼けます。持ち手に天然木が使われていて、ナチュラルな印象です。他の商品に比べて長いので、使い勝手がよいです。安心の日本製で先がかなり鋭利なので、食材を刺しやすいです。
まとめ
今回は、BBQ初心者にぴったりな串やスキュアーの調理法のコツとその選び方について解説してきましたが、いかがでしたか？串やスキュアーを使った料理をBBQで失敗しないで作るためには、コツがいります。しかし、串やスキュアーを使ったBBQは、いかにもBBQという見た目で、インスタ映えもばっちりで盛り上がること間違いなしです。
さらに、手に持ってワイルドにかぶりつけるスタイルは、ＢＢＱならでの醍醐味ですよね。この記事を参考にして串やスキュアーを使った調理のコツをマスターして、次回のＢＢＱでぜひ挑戦してみてください！
