BBQで『ローストビーフ』がオススメの理由
ローストビーフはクリスマスやお正月などお祝いの季節でよく見かけますよね。この料理の醍醐味と言えば、調理前からボルテージが上がりそうな〝肉の重さ“です。そして、焼き上げを待つ間には、゛出来上がった味を想像する楽しさ“が待っています。それは、きっと味と重みが胃を満たしてくれる一品になるかと思います。この料理、ハードルが高いと思わずに是非チャレンジしていただきたいと思います。自身へのご褒美としてもお勧めしたいです。ビール・ごはんの御供として、イチオシです。
『ローストビーフ』を使ったBBQレシピをご紹介
基本的なローストビーフ
~グレイビーソース~
① ブイヨンとコーンスターチを混ぜます。
② ゛肉を蒸し焼きした際に出た汁“を①のところへ入れて、混ぜます。
③ トロミがつくまで沸騰させれば出来上がりです。
ローストビーフ丼
ピタザンド
ローストビーフ燻製
ローストビーフパスタ
そもそも『ローストビーフ』とは?
牛肉を大きい塊のままオーブンで蒸し焼きにした料理です。牛肉は比較的やわらかい部位(ロース、ヒレ、ランプなど)を使用します。肉は必ず室温に戻したものを用い、形が崩れないようにたこ糸で整えます。肉上面に背油をのせるか油脂をかけて、オーブンで均一な焼き色がつくように焼きます。肉面に皮膜ができたところでオーブンの温度を少し下げ、焼き汁をときどきかけながら香味野菜のあら切りを加えて焼きます。薄く切って、グレイビーソースとともにホースラディッシュ、クレソン、ローストポテト、ヨークシャープディングなどをつけ合わせたりし、冷やしてコールドビーフとして用います。(改定調理用語辞典より)
『ローストビーフ』の栄養について
基本の作り方からザックリ計算しました。目立たない栄養素は割愛します。基本のロースビーフの栄養計算です。(ローストビーフ・付け合わせのじゃがいも・グレイビーソース)
※コーンスターチ=とうもろこしでんぷんとして計算に入れました。
※ブイヨン=固形ブイヨン500㎖に対し10ℊ使う前提で÷4人分としました。
主に目立ったものは
カロリー(牛リブロースによる)
ローストビーフ原料のリブロースがほぼ9割を占めています。一人分は高カロリー(877kcal)でした。ここへビール(360mlで144kcal)やごはん(ごはん・茶碗1杯あたり184.8~268.8kcal)をここへかきこむと、一日分のカロリーは成人男性なら半分、女性ならば2/3がここで取れてしまいます。(生活強度の低いデスクワークや寝ている動作中心の動作)食べ過ぎに注意しましょう。
ナトリウム(食塩やブイヨンによる)
細胞の浸透圧を調節します。体液のアルカリ性を保つ役割をしています。また、大量の発汗による(熱中症など)電解質失調の場合にはこれが必要になります。
カリウム(じゃがいも・セロリ・人参・ブイヨン・牛リブロースによる)
細胞内浸透圧や代謝に関わっています。動植物に存在がみられます。特に果物・野菜に含まれています。
リン(牛リブロース・脂身)
骨や歯を形成し、代謝に関わっています。また、加工食品に食品添加物(リン酸塩)として使用されている場合があります。
必須アミノ酸(リノール酸・α‐リノレン酸)(牛リブロース・脂身)
体内で合成できない為、食品から摂取しています。
① リノール酸からはアラキドン酸を合成
② α‐リノレン酸からはEPA・DHAが合成されます
レチノール(ビタミンA)・α‐カロテン(グレイビーソースの人参による)
脂溶性ビタミンです(熱に強く、体内に蓄積されやすいです。過剰症に注意しましょう)ロドプシンを作ります(光を感じる物質)不足すると見えにくくなります。免疫構造の維持をします。皮膚・粘膜上皮の正常維持など生理作用を持っています。
まとめ
お肉はビールやごはんにはとても合うおかずです。食べ過ぎには注意が必要です。カロリーを減らしたい場合は、脂身の少ないお肉(ヒレ肉)を選ぶといいでしょう。おいしいローストビーフを作ってBBQを盛り上げてくださいね♪