BBQで『ラムチョップ』がオススメの理由
ラムチョップというのは子羊の肉で羊特有の匂いも少なく、柔らかくジューシーな食感で脂身も適度にのり、うま味も強くグリル料理やBBQにおすすめの食材です。また、骨付きであるため比較的食べやすく豪快にかぶりつくことができるため、肉好きにはたまらない食材です。
ラム肉と言えばジンギスカンなどもありますが、苦手な方も少なくはありません。そんなラム肉特有の匂いが少ないラムチョップではありますが、もっと臭みをとるためには下処理が大事になってきます。
ラムチョップの下処理というのは下味をつけることです。塩、コショウ、オリーブオイル、ハーブ、ガーリックスライスなどを使います。基本的に塩コショウを振りかけてからみじん切りにしたハーブ(タイム、ローズマリー、セージなど)、ガーリックスライスをかけて、少し多めのオリーブオイルにつけておきます。マリネのような状態です。この工程をBBQの前夜などにやっておくといいでしょう。
『ラムチョップ』を使ったBBQレシピをご紹介
ローズマリー仕立てラムチョップ サルサソース添え
ラムチョップの香草パン粉かけ
ラムチョップの生姜焼き
ハーブで焼くラムチョップ バルサミコソース
そもそも『ラムチョップ』とは?
そもそもラム肉というのは生後1年未満の子羊のことを指します。1年以上経過しているものをマトンと呼びます。また、ラムチョップの「チョップ」というのは、刻む、叩き切るという意味を持っています。手先を振り下ろす動作をチョップと呼ぶことからイメージしやすいでしょう。このようにチョップすることで厚切りにされた骨付き肉のロース肉のこと自体をチョップと呼ぶようになったそうです。よって、生保1年以内の羊のロースなので「ラムチョップ」なのです。
また、骨付きなのにも意味があります。肉というのは基本的に骨の周りがおいしいです。それは骨と一緒に焼くことによって骨にある骨髄が肉に溶けだして髄液に含まれる成分の働きで肉のうま味が格段にアップします。ほかにも、通常骨なしの肉は加熱によって繊維が締まり硬くなるが骨があることによって水分がキープされて柔らかい状態で食べられます。
『ラムチョップ』の栄養について
ラムチョップには身体を作るには欠かせないたんぱく質の素となるアミノ酸が豊富。体内では合成できないため食事からとる必要があります。
また、ラムチョップに含まれる脂肪分は不飽和脂肪酸です。不飽和脂肪酸は、青魚にも多く含まれる食品成分であり、LDLコレステロール低下作用など様々な機能がります。また、脂質が多くカロリーも高めのラムチョップですが、ラム肉の脂は体内に吸収され肉とされています。ラム肉の脂質の沸点が44℃と人の体内の温度より高いためで体内では溶けずらく、消化吸収されにくいといわれています。吸収されなかった脂質は便と共に体内外へ排出されるので、これがヘルシーといわれる理由です。
まとめ
BBQの定番ラムチョップ!食べやすさ、食べごたえ満点の食材!ヘルシーで羊の肉の本来のクセも少なくとっても食べやすいです。それでもダメというかたにおすすめのレシピもご紹介させていただきました。是非皆さんも試してみてくださいね♪