ＢＢＱをさらに楽しくする料理「シュラスコ」をご紹介いたします！
皆さんは、「シュラスコ」を知っていますか？ブラジルなどの南米、中南米の国々で食べられている料理です。牛肉や豚肉、鶏肉などを串に刺して炭火などでじっくり焼いて食べる料理です。そんな、シュラスコの作り方や食べ方などを今回はご紹介いたします！
そもそも「シュラスコ」とは？
シュラスコとは、牛肉や豚肉、鶏肉などを串にさして炭火でじっくり焼き上げるのが特徴で、岩塩もしくは専用のソースを付けて食べます。基本的には、岩塩のみで味付けですが、トマトやピーマン、ワインビネガー、オリーブオイル、塩などを合わせたソースや、レモンや柑橘類の入ったソースなども日本人には特に人気です。
いわゆるＢＢＱ料理で、現地の一般家庭でも休日には家族でシュラスコを楽しむ人が多くみられます。レストランなどでは炭火でじっくり焼いたシュラスコを目の前でカッティングしてくれて、器に盛りつけてくれるお店もあります。シュラスコは、串に刺さったままの状態を削ぐようにして切るため、ケパブを連想するかたも多いと思います。カバブは主に羊の肉を使用するためそもそも違う料理ではありますが、シュラスコもそのようにしてパンやバケットなどに挟んで食べてもおいしいです！
『シュラスコ』のオススメレシピ４選
牛肉のシュラスコ
Recipe
牛肉のシュラスコ
1
牛肉に塩をかけて揉み、冷蔵庫で１時間置く。焼く１時間前には冷蔵庫から出して常温にしておく。
2
玉ねぎとトマトは粗いみじん切りにする。ピーマンは種とヘタを取り除いてみじん切りにする。ニンニクは細かいみじん切りにする。
3
容器に★ビネガーソースの材料をすべて入れて混ぜ合わせ冷蔵庫に入れておく。
4
牛肉を串に刺していく。牛肉は大きい場合は食べやすい大きさに切る。この時にできるだけ同じ大きさにきることによって火の通りが均一になります。
5
炭火でじっくり焼いたらそのまま串から抜いてビネガーソースを付けて食べてもいいですし、串を立てて削ぐようにして切っても食べやすく、おいしいです。
Point!
牛肉を焼くときはレアかウェルダンか好みによって焼き加減や焼き方を変えましょう！レアがお好きな場合、炭をできるだけ肉に近づけて少しごげ目が付くまで来ます。目安は８分ほどです。このくらいの焼き具合になると中はレアで外側に行くにつれてしっかり焼けています。
逆にウェルダンが好きな場合は、炭火を遠火にして１５分ほど焼きます。この場合、少し牛肉自体が硬くなってしまうためオススメはできません。なので、レアと同じ状態まで焼き、焼けている部分５ｍｍほどまで削ぐようにして切り、ウェルダンの部分を食べます。切った切り口を再びＢＢＱコンロに置き、また再びウェルダンの状態まで焼きます。こうすることによって肉汁があまり出ず、比較的柔らかい状態でお肉をたべることができます。是非、試してみてくださいね♪
麹豚肉のシュラスコ
Recipe
麹豚肉のシュラスコ
1
豚肉の筋を切ります。包丁の付け根の尖っている部分を使い筋に沿って切り込みを少し入れます。筋は基本的に身と脂の境目の部分などに多いです。また、指で触ってみると明らかにほかの部分にない硬さがあります。
2
筋に切り込みをいれたら塩麹とハチミツを混ぜ合わせてから豚肉に塗っていきます。この時に塗られていない部分がないようにしっかり塗りましょう。塗ったら冷蔵庫やクーラーボックスなどで１５分ほど置きます。
3
漬け込んだら、串を用意して刺していきます。平たいロースには波を打つように刺していくのが効果的です。また、串が一本だと回ってしまい裏面が焼けないので２本刺すと焼きやすいです。
4
遠火でじっくりと焼いて火がとおったらブラックペッパーをかけて完成です。
焼き鳥風 シュラスコ
Recipe
焼き鳥風 シュラスコ
2
★焼き鳥のタレを合わせます。そこに、鶏モモ肉を入れます。
5
ＢＢＱコンロの炭を平らに均し、できるだけ遠火にします。そこに串をおいてじっくり焼いていて完成です。
Point!
こういったお肉を焼く時って回すとくるくる回ってしまう経験はございませんか？それは、鉄の串の表面がつるつるしていて摩擦がないためにおこる現象です。焼き鳥の串が竹串なのは摩擦が多い竹だからです。今回のシュラスコに使うような鉄串を使う場合で、滑って回ってしまう場合は２本刺してあげると焼きやすいです。また、串の本数が少なく１本しか刺せないという場合は丸い串ではなく、少し形状が平たい串を使うと回りません。
シュラスコケバブ
Recipe
シュラスコケバブ
1
肉を常温に戻して岩塩をかけます。少し置いて串をさして焼いていきます。遠火でじっくりと焼きます。
3
ＢＢＱソースを作ります。玉ねぎをおろしてフライパンにいれます。
4
おろした玉ねぎにソースの残りの材料を入れ砂糖が溶けるまでよく混ぜます。
6
小鍋にバターとワインを入れてワインが溶けたら焼き上げる寸前の牛肉に付けてさらに焼きます。
7
ピタパンを少しＢＢＱコンロの上で焼き温めてから開き中にキャベツをいれます。
ＢＢＱで「シュラスコ」が活躍する理由
シュラスコは、本来お肉を指して焼いて包丁で削ぐようにして食べるのが支流ですが、ホタテやエビなどの海鮮を刺しても調理するのもおすすめです。串で焼くことによって全員で譲り合ったりすることなく、一人前がはっきりとわかる食べ方もあります。初めてのメンバーでのＢＢＱやイベントなどにはもってこいの調理法です！また、食べるときも包丁で切るのではなく豪快にかじりつくのもＢＢＱならではの食べ方で、子供から大人まで楽しんでＢＢＱを満喫することができます。
また、炭で焼くということに意味があります。というのも、本来フライパンなどで低温で焼くと焼きあがるまでに時間がかかってしまい、その間にうま味の入った肉汁などが逃げ出してしまいます。その点、炭火で焼くと、遠赤外線が表面のタンパク質を高温で焼き固めるので、肉汁は中に閉じ込められます。さらに、その熱が程よく伝わるので、外はパリッと香ばしく、中はふわりと焼きあがり、うま味がキープされた状態で焼きあがるのです。
まとめ
ＢＢＱのコンロの上を彩るシュラスコのレシピをご紹介いたしました。お肉だけでなく、野菜や海鮮などのシュラスコも作ることによって鮮やかなＢＢＱになること間違いなし！見栄えもばっちりなおしゃれＢＢＱに！お肉などは特にじっくり焼く必要があります。しっかりと焼けているかのチェックなどを行い、安全に配慮した楽しいＢＢＱにしてくださいね♪是非今回のレシピを試して、いままでにないＢＢＱをやってみてはいかがでしょうか♪
