岩塩プレートってなに？！

岩塩プレートとは、岩塩から切り取られて作られた板のことです。上記にも記載した通り食塩とは違い、岩塩は天然の塩になるので、塩辛く旨味を感じられる塩になるのが魅力的。網やフライパンなどが無くても、この岩塩プレートを直接火にかけ、その上で食材を直接焼くことで調理が可能です。

岩塩プレートの魅力

１．赤外線効果

岩塩プレートを熱することで遠赤外線効果が発生します。その効果により、お肉など食材の中心までしっかりと火を通すことが出来ます。なので表面が焦げることもなく、煙が立つ心配も必要ありません。

２．余分な脂・水分を吸収

岩塩プレートの上でお肉を焼くと、余分なお肉の脂を吸収してくれるのでヘルシーに食べることが出来ます。野菜や海鮮を焼く場合でも、余分な水分を吸い取ってくれるので、美味しく食べることが可能です。（水分が出すぎると、プレートが焦げ付いたり、プレートが割れる原因となるので注意しましょう。）

３．旨味を引き立てる

天然の塩で出来ているプレートなので、その上でお肉を焼くと何の味付けをしなくても、ほんのりと塩気も立ち旨味も凝縮してくれるので、とてもおいしく食材を楽しむことが出来ます。また、塩のかけすぎで失敗することもありません。

岩塩プレートの基本的な使い方

① 焼き網の上に岩塩プレートを置きます。

② コンロや七輪等を熱し、プレート全体に熱が回ったらプレートの上に食材をのせ焼き上げます。

※この時岩塩プレートにムラなく熱が入るよう、火を調整しましょう。

③ 焦げ付きが酷くなってきたら、裏返して引き続き使用可能です。

※ナイフ等で柔らかく削り取りながらお使いいただけます。

岩塩プレートを使ったレシピ

１．お肉をそのまま焼く

一番シンプルな食べ方ですが、旨味成分も凝縮され、ヘルシーにとてもおいしく焼いていただけます。

２．焼き鳥

遠赤外線効果でじっくりと焼き、中までうまみ成分たっぷりな塩味焼き鳥はいかがでしょうか。

３．野菜

野菜本来の旨味を逃すことなく凝縮し、野菜嫌いな方やお子様でもおいしく食べることが出来ます。

４．魚介

エビやサンマの塩焼きも岩塩プレートを使えば簡単においしく調理することが可能です。余計な水分・油分を岩塩プレートが吸い取ってくれるので、身もふっくり焼き上がります。

５．その他

カルパッチョや刺身などの盛り合わせ皿に岩塩プレートを使用するという方法もあります。徐々に塩の旨味を感じられるなんて楽しい食べ方ですね。

岩塩プレートの取扱注意点と手入れ・保管方法

手入れ方法

①使用後の岩塩プレートは表面の焦げ付きを落とすために、ぬるま湯で流しながら軽く手で擦るようにして洗いましょう。手で軽く擦るだけで十分に焦げ付きを落とせます。どうしても落ちない焦げ付きが気なる場合は、ナイフ等で柔らかく表面を削ると良いでしょう。この時、削り過ぎないように気をつけましょう。※また、たわしなどで強く擦ると傷がつきヒビ割れの原因になります。

②洗った後はキッチンペーパーなどで水分を拭き取り、風通しの良いところでしっかりと乾かしましょう。乾かす時は直射日光を避けるようにしましょう。岩塩プレートは冷めるまでに時間がかかります。約1時間〜1時間30分程度は自然に冷ます時間を取るようにしましょう。特にデイキャンプや日帰りBBQで使用した時は、食事が終わったら火から離し余裕を持って冷ますようにしましょう。

保管方法

岩塩プレートの保管は、しっかり乾燥させた後アルミホイルで包んでおくと良いでしょう。直射日光の当たらない涼しいところに保管してください。

岩塩と食塩の違い

岩塩とは・・・

太古より海だった所が岩塩層となり、そこから採れるのが岩塩です。
世界各地（特にアンデスやヒマラヤ山脈が有名です）で採れる岩塩ですが、日本ではほとんど採れないようです。精製塩に比べると塩辛く、産地によって異なる様々なミネラルを含んでいます。

精製塩とは・・・

海水を電気分解しナトリウムイオンを抽出して作られる塩のことです。安定した品質で大量生産されますが、精製過程でミネラルはほとんで失われます。その分水に溶けやすいので調味料として使いやすくなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか？岩塩プレートの魅力がしっかりと伝われば、持っていない方は購入間違いなしですね。岩塩プレート使用後にはしっかりと手入れをし、長持ちさせましょう。もし割れてしまっても様々な使い方がある岩塩プレートの可能性は無限大です！