一般的な調味料の紹介
《家庭でも必須な調味料》
【砂糖】
砂糖は、様々な料理に甘みを加える重要な要素の一つです。砂糖にも沢山の種類が存在します。皆さんが普段使う一般的な砂糖は「上白糖」という砂糖だと思います。上白糖は和洋中どんなジャンルの料理にも使われる砂糖です。それ以外には、「グラニュー糖」や、「三温糖」などがあげられます。
グラニュー糖は、基本的にお菓子作りなどに使われ、メレンゲ作りなどで粘りがでる要素の一つです。上白糖よりも少しだけ甘みが強いのも特徴です。カロリーもグラニュー糖の方が少し高いことも知られています。また、三温糖は煮物などによく使われ、砂糖自体に上白糖とは違う風味やコクがあります。砂糖というだけでも使い分けをすることによって料理が変化するというわけですね♪
【酒】
酒は、特に和食に多く使われ、肉や野菜の臭みを取るために使用できます。また、酒自体に甘みがあり、甘みが少しだけ足りないときは酒で調整することもできます。アルコールが強い調味料なので、使う際は必ず沸かしてアルコールを飛ばして調理します。
【みりん】
みりんは、食材に甘みと照りを出すときに使われ、主に照り焼きや魚の煮つけなどに必須になってくる調味料の一つです。それ自体に甘みと香りがあります。このみりんもアルコールを含み、しっかりと沸かし、アルコールを飛ばす必要があります。
【醤油】
主原料は大豆で日本人には馴染み深い味だと思います。様々な料理に風味とコクを生みます。
一般的な醤油は大きく分けて2種類あります。それは濃い口しょうゆと薄口しょうゆです。濃い口は味が濃く香りが強いのが特徴で料理に煮ものらしい色を付けます。薄口しょゆは濃い口よりも塩味が強く香りを与えてくれます。色は薄くお吸い物や食材自体の色を出して調理するときによく使います。
【酢】
酢は、食材に酸味を加え酢の物やあんかけなどによく用いられます。また、日本だけでなく世界中で人気の寿司にはこの酢が必須となってきます。酢と砂糖、塩を混ぜ合わせシャリ酢を作りそれを熱々の米に混ぜ合わせてシャリを作ります。基本的なシャリ酢の作り方は【米3合の場合:酢 大5、砂糖 大2 塩 7.5g】です。これを何倍か作り、瓶などに保存しておくのもおすすめです。基本的に綺麗な瓶に入れておけば長期保存が可能です。
【味噌】
味噌の主原料は大豆で、日本に古くから存在する調味料の一つです。味噌には様々な種類があり、白みそ、赤みそ、田舎味噌と大きく分かれます。それぞれ熟成度が違い、味も風味も違います。また、関東や関西などで使う味噌が違うというのも有名な話です。
【胡椒、香辛料】
胡椒は、食材に独特な香りを加えその食材を引き立てるのに欠かせない調味料の一つです。この調味料はどのジャンルの料理にも合い、肉や魚、スープにも入れます。BBQには欠かせないですね♪また、香辛料は世界には様々な種類の香辛料が存在します。代表的なもので行くと、山椒、タイム、シナモン、バニラビーンズなどです。自分の好みの香辛料も見つかるかもしれませんね♪
《出汁関係》
【白だし】
白だしは、カツオ出汁やこぶ出汁などの成分を凝縮して作られた万能調味料です。そのまま使うのは濃いため基本的に薄めて使います。煮物やお吸い物などに使えるのでどんな場面でも持っていて損はないですね!
【中華スープ】
中華スープの代表的な調味料は「鶏がらスープの素」だと思います。この調味料は中華以外にも様々な料理にも使われます。特に使われる料理といえばあんかけやスープで、あんかけを作る時は少し濃いめのベースを作り水溶き片栗粉を入れます。濃いめにするのは、水溶き片栗粉で若干薄くなるためです。また、水溶き片栗粉はしっかりと火を通さなければ中華スープ香りを損ねるので注意が必要です。
【コンソメ】
コンソメとは、牛、鶏、魚、などと野菜を長時間煮込み作る出汁を凝縮して乾燥させた調味料です。シチューやスープなどによく使われます。BBQなどにもっていくと手軽にポトフなど温かいスープが飲めるのでオススメです。保存は常温管理ですが、少し油分が含まれているので温かい場所には置かずに冷蔵庫などにいれるのがオススメです。
【出汁の素】
出汁の素は、出汁を引く手間省き手軽に和だしを作ります。基本的に和食に用いられ、BBQにも家庭にも必ず必要といっても過言ではありません。
《オイル系》
【サラダ油】
サラダ油はどんな場面でも活用します。基本的に食材とフライパンやグリル、網などにくっつかせないために使います。また、天ぷらや揚げ物にも使われ、BBQにも家庭にもまず最初に買うべき調味料です。
【オリーブオイル】
オリーブオイルは、サラダ油よりも香りが強くそのままパンなどに付けてもおいしい調味料です。オリーブオイルにはエクストラバージンオイルというオイルがあり、通常のオリーブオイルよりも濃度が濃く香りも強いのが特徴です。フライパンに引くだけに使うのはもったいなく、直接サラダや仕上げにかけるのがおすすめです。
【胡麻油】
ごま油は、強い胡麻の香りを食材に与え、一気にその料理をおいしくしてくれます。馬刺しや刺身にもごま油と塩を合わせたもので食べる食べ方もあるくらいおいしいオイルです。
《あると便利な調味料》
【オイスターソース】
オイスターソースは、炒め物全般に活用されます。使用量は少量でよく、少ない量で味を格段に変化させる調味料です。また、肉の付けダレの中にも入れてもおいしく、お肉に香りとコクを与えます。
【ケチャップ】
ケチャップは、ウィンナーやソーセージ、ベーコンやポテトといった様々な食材にかけておいしい調味料です。BBQの必ずと言ってもいいほど持っていく調味料の一つです。
【マヨネーズ】
マヨネーズは、そのままサラダにかけても、お肉やつまみと一緒に食べてもおいしい万能調味料です。また、マヨネーズをフライパンの上に引き、そのまま加熱するとサラダ油のような役割を果たします。ドレッシングや、合わせ調味料にも使え、その多様性はBBQに必須と言えると思います。「マヨラー」なんていう言葉が生まれるのもうなずけます。
【中濃ソース】
中濃ソースとは、野菜や果実の絞り汁、ピューレまたはこれらを濃縮したものに砂糖、酢、香辛料を加えて調整したものです。また、ウスターソース、中濃ソース、濃厚ソースと別れ、それぞれ濃度や水分量も異なります。中濃ソースとケチャップを合わせると簡易的なハンバーグソースができます!是非試してみてくださいね♪
【味ぽん酢】
味ぽんは、醤油、みりん、酒、酢などに果汁を混ぜて作られたものです。魚や肉などをさっぱりとした味わいにしてくれるため、女性や年配の方に好まれます。また、刺身などにもあい、特にたんぱくな白み魚などと唐辛子と一緒にすりおろした大根おろしと一緒に食べるのがおすすめです!
厳選!調味料セット
『BBQ』のBBQセット
BBQは基本的に、肉や魚などの調理が基本となってきます。また、おしゃれに決めたい場合はサラダなども必須となってきます。そんなBBQに必要な調味料リストです!
【リスト】
オリーブオイル
砂糖
塩
胡椒
醤油
みりん
鶏がらスープ
バター
酒orワイン(白、赤)
パルメザンチーズ
乾燥バジル
ケチャップ
まとめ
今回は、普段使っている調味料についてと、BBQにもっていくべき調味料をご紹介いたしました!BBQは自分のもってきた食材以外にも差し入れなどで予期せぬ料理を作らなければならない状況がよく生まれます。そんな状況で調味料がなくてはおいしくはなりません!そのために必ず忘れてしまわないように参考にしてみてくださいね♪また、料理初心者の方も今回のコラムを見て必要な調味料を買いそろえてみてはいかがでしょうか!BBQの料理も家庭での料理も充実させてみてくださいね♪